靴下を履いて寝ると親の死に目に会えない!?足先が寒くても履いて寝ない方がいい理由とは


スポンサーリンク


Pocket

寒さが身に染みる季節・・・それが「冬」という季節。

特に冷え性の方々は、その対処に日々苦心をしてるのではないでしょうか。

 

さらに日々の問題にあがるのが「眠る時」になります。

人間は「恒温動物」といって、体温を自分で調節することが出来ない生き物で、特に眠ると体温が下がります。

よく雪山で遭難した場面で「寝るなー、寝ると死ぬぞ!」という話は有名ですね。

 

ところで、皆さんは靴下を履いて寝たことがありますか?

大半の方は「ない」と答えるのではないでしょうか。

 

靴下を履いて寝ると足先まで温かくすることができるので、一つの冷え性対策にもなるといえます。

しかし、睡眠時に靴下を履くことは体にとっても良くない理由が存在します。

 

「靴下を履いて寝ると親の死に目に会えない」なんて言葉があることから、履いたら”ダメ”という意識の方も多いかもしれません。

ここでは、主に足先が寒いときに靴下を履いて寝ないほうがいい理由と、足先の冷え対策について説明していきます。

寝ると体温は下がる

特に体温が下がるのは、深夜の3時ごろから5時ごろにかけてといわれます。

通常であれば寝ていることが多いこの時間帯、冷え性な方には厳しい時間帯になります。

 

問題はそれ以前に寒すぎて気持ちよく眠りにつけないということです。

どうしても寒いときは暖房をつけて部屋を暖かくすれば、とりあえずは解決しますが、足先なんかの冷たさはどうしても気になるんですよね。

 

快眠は体力を回復するのに有効的ですが、寒くて睡眠不足になるようだと体力は低下していきます。

「できるだけ快眠したい」というは誰でもが思うことですよね。

 

足先が特に寒い場合

布団に入って気になるのが「足先」です。

足先が寒くてなかなか寝付けないというのはよく聞く話です。

 

実は人間は寝ている時に足先から発熱し、熱を放出しています。

こうして体温はどんどん下がっていくのです。

 

しかし、これによって体温は調整されて、人間は快眠することができるようになります。

ですからいくら寒いといっても靴下はしないほうが良いとされています。

 

靴下をすることで寒さから身を守ることはできますが、そのために足の発熱は弱まっていくからです。

さらに足への締め付けによって血行も悪くなり、習慣的に足先は冷えている状態になってしまいます。

 

さらに汗や水蒸気が靴下内にこもり、さらに明け方に足を冷やすことにもつながります。

多少寒くても寝るときは靴下はしないほうが良いとされるのは以上の点からです。

 

古くから「靴下を履いて寝ると親の死に目に会えない」というのも、靴下をしないほうがいいという理由から生まれた言葉だといいます。

つまり、なんとかみんなに靴下を履いて寝ないようにしてもらわなければ・・・と思って考え付いて広まった言葉なんですね。

怖い言葉を考え付くものですよね~・・・。

 

足先が寒い場合の対応策

では靴下をせずにどうやって足先を温めるかという問題の対処法をご紹介いたします。

まずはお風呂に入り、その後、足をもみほぐして血行を良くします。

 

これだけでも眠る時の足先の寒さは緩和されます。

また、事前に布団内を温めておくことも効果的です。

 

そうすれば靴下に頼らずとも足先は温かな状態で眠りに入ることができます。

足先の放熱がうまく働かなくなると、基本的に心地よく眠りに入ることができないという問題も解消されます。

 

冷え性を緩和する事前策としては、温かな飲み物を日ごろから飲むようにすることも効果的です。

冷たい飲み物は極力避けましょう。

 

食べ物にも冷え性対策になるものがあります。

カボチャや大根などが代表的ですので、寒い季節は積極的に取り入れたいですね。

 

また、冬の旬の食べ物には冷え性対策の効果もあるものが多いです。

一般的には根菜が効果的とされています。

生活習慣の見直しも大切な対処法のひとつとなってきますね。

 

どうしても靴下が必要な場合

それでも足先の寒さが気になるようでしたら、思い切って靴下をしたまま眠るという手段もあります。

この場合はできるだけ温まってきたら布団のなかで脱ぐことを意識しましょう。

 

起きる時までずっと靴下をしているのは避けたほうがいいです。

また、血行を悪くしないようにだぶだぶのものや締め付けの弱いレッグウォーマーをするのも有効です。

この場合も起きたら自然に脱げていたというくらいが理想的です。

 

シルクと綿を組み合わせた靴下が寝ている時の体内環境の排毒作用を手助けしてくれるという説もあります。

また、靴下の重ね履きを奨励している場合もありますが、その場しのぎの対応策であり、根本的な解決策にはなりません。

余計に足先の冷え性が悪化する場合もあります。

 

まとめ

眠る時に靴下はした方がいいという意見と、しない方がいいという意見があります。

どちらかというとしない方がいいという意見が大半でしょうか。

 

もちろん双方の利点と問題点をよく確認することが大切です。

温かくて寝つきやすいというだけで常に靴下をしたまま眠るのはあまりお勧めできません。

全体のバランスを考慮しながら自分なりの睡眠のありかたを試してみるのがいいでしょう。

 


スポンサーリンク