いくら室内が暖かくても、室内に籠(こも)りっぱなしというわけにはいきません。
誰にだって当然、外出する機会あるいは、しなくてはいけない時はあるでしょう。
学生であれば毎日のように学校に行きますし、社会人であれば毎日のように会社に出勤します。
学生には制服、社会人にはスーツという身だしなみがありますので、なかなかそれを崩すわけにはいきません。
早い話、多く着込んでしまえばそれだけで防寒対策にはなりますが、見た目が良くなければ周りからの印章も悪くなってしまうことだってありえます。
ここでは、寒い日に”多く着込むことなく”どこを温めるのが効果的なのかを説明していきます。
寒さを防ぐ箇所
寒さ対策といったらまずは”首元”です。
いくら重ね着をしていても、首元がおろそかになっていれば寒さを感じることになります。
薄着でも首巻をするだけで、とても暖かくなったという経験は誰でもあるのではないでしょうか。
そして手です。。
寒さで手がかじかんだりしてしまいます。
さらに足。。。
特に雪国では、雪の上に立つだけでどんどん足元の温度を奪われていきます。
ダウンジャケットなどで防寒対策をするだけでなく、首元、手、足への対策も合せて必要になります。
逆を言えば、この3点の防寒対策に気を使えば暖かく過ごせるということでもあるんですね。
首元の防寒対策
首元の防御は重要です。
こちらはやはりマフラーが効果的です。
マフラーの利点は何といっても、おしゃれ度もアップします。
今ではかなりのバリエーションのマフラーが出回っていますよね。
特に学生やサラリーマンでは、マフラーはとてもつけやすいですし、おしゃれ度がアップするということは友達や同僚、取引先の方々に好印象を持ってもらえるということでもあるんです。
見た目ってとっても大事ですよね!
ただし、服装に見合ったマフラーを身につけるようにしましょう。
もちろん、するのとしないのでは防寒の視点でも大きな違いがあります。
マフラーはまさに防寒対策の必需品です。
ただし室内ではマフラーをし続けることはできないので、室内でも寒い場合はストールの登場になるでしょう。
手の防寒対策
こちらは手袋が効果的です。
一言で手袋といっても、マフラー同様にいろんなものがありますよね。
極寒の地では手袋をしないとしもやけになってしまい、低温火傷の状態になります。
私は北海道出身なのですが、学生時代のときの話なんですが、手が冷たくなったら限界突破(手の感覚がなくなるまで我慢)すれば大丈夫とかいっていましたが、かなり危ない行為なので今考えるとちょっと恐ろしいことしていなぁ~なんて思います(笑
ちなみに限界突破すると、なぜかちょっと温かく感じます。
これ、低温火傷の一歩手前なんだそうです・・・。(真似しないでくださいね!)
北海道のようなマイナス温度になるような場合は厚手の手袋になりますが、マイナスにならないような地域では薄手の手袋で充分です。
現代ではスマートフォンをそのまま使用できる手袋も開発されていますので、そちらがお勧めです。
そうなると手袋をしていても面倒なことにはなりません。
足の防寒対策
ブーツの中に中敷きを敷いたり、靴下を二枚履いたりするのが効果的です。
ちなみに靴の中に入れるホッカイロも発売されていますが、通常のホッカイロよりも高価です。
ただし、雪の上を歩かない限りそこまでの防寒対策はいらないでしょう。
雪のない地域では厚手の靴下で充分です。
インナーによって防寒はかなり違う
首元・手・足の重要な三箇所をしっかり防寒すればそこまで寒さを感じることはないでしょう。
後はどこまで重ね着するかという問題になります。
そこは気温によって話が変わってくることになりますが、インナーにこだわるだけでもかなりの防寒対策になります。
その点ではヒートテックの素材は画期的です。
汗を吸って保温をしてくれる素材としては文句のつけようもありません。
普通の素材よりもやや高価にはなりますが、ヒートテックのインナーを身につけることで強力な防寒対策になります。
ちなみに実際に着てみるとその耐寒効果の高さにほとんどの人が驚きます。
そして手放せなくなるのです。
アウターは裏地にこだわる
最終的に表に出るアウターについては見た目も重要ですが、裏地にもこだわりましょう。
とにかく温かな空気を外に逃がさぬようなつくりになっていることが大切です。
裏地の加工をよく確認してみてください。
雪が降る地域では防水機能がついていることは必須です。
こちらは実は靴にもいえます。
雪国ではブーツにも充分な防水効果が備わっているのが常識です。
見た目だけで選ばぬよう、機能性もしっかり吟味してください。
まとめ
重ね着をしすぎるとごわついて重たい雰囲気になってしまい、おしゃれ度が下がってしまいます。
おしゃれに見せつつ、効果的な防寒もするというのが理想でしょう。
それが充分に可能な商品が販売されていますし、ちょっとした工夫でも防寒は大きく変わっていきます。
おしゃれのためには寒さに耐える。
そんな必要はありません。
ぜひ暖かい着心地のままおしゃれを楽しんでもらえればと思います。