マクラメ(編み込み)アクセサリーを作成するにあったて、基本的な編み方のひとつ「ねじり結び」について画像付きで詳しくやり方を説明していきます。
名前の通り、まるでドリルのようにねじったように仕上がる編み方です。
この編み方ひとつ覚えるだけでも、お洒落な編み込みアクセサリーが作れてしまうので、ハンドメイドに興味があったり、アクセサリーを自分で作ってみたいという方は是非マスターしてくださいね。
ねじり結びの編み方
ねじり結びのやり方について画像に沿って詳しく説明していきます。
素材を準備しましょう!
まずは編み紐を用意しましょう!
最初に試しに編んでみたいという場合は、1ミリ以上の太さの紐であればなんでも大丈夫です。
ねじり結びは軸となる紐と、それを編んでいく紐の2本用意する必要があります。
軸に使用する紐は短くても大丈夫ですが、編みこんでいく紐は長めの方が作業しやすいです。
ここでは、見て分かりやすいように軸にするほう(赤)、編んでいくほう(青)に色分けしています。
長さはどちらも50cm程の長さで、太さは1mmのもとなっています。
使用している紐は「蝋引き紐(ロウビキ紐)」というタイプのものです。
では編みこんでいきましょう!
まずは結ぶ方の編み紐を半分に折り、ちょうど中央の部分を画像のように「ひと結び」にして、軸の紐に結び付けます。
結びつけるためならどんな結び方でも大丈夫ですが、日常的に多く利用しているひと結びは、簡単で結び目が綺麗に見えます。
軸の紐をひと結びで縛り付けると上記のような感じになります。
これで準備完了です。
取り付けると、軸の赤色の編み紐が1本まっすぐ伸びていて、その両サイドに青色の編み紐が1本ずつある、計3本の編み紐がある状態となります。
ここから本格的に「ねじり結び」を編んでいきます。
まずは、右に伸びている編み紐を軸の上を通るように左側へもっていきます。
ここでは、「軸の上を通過させる」と覚えておいてくださいね。
次に左の編み紐の通し方です。
左に伸びている編み紐を、最初は右から持ってきた編み紐の上を通します。
次に、軸と十字で交差しているところを下からくぐらせ、最後にくぐらせたら右側の編み紐の上を通過させます。
ちょっと複雑な画像になってしまっていますが、上を通すか下をくぐらせるかを理解してしまえばもう簡単です!
そして、引っ張ると画像のような感じになります。
青い編み紐が、軸である赤色の紐をはさむようになっていればOKです。
この状態で矢印の方向に左右の紐を引っ張って締め付けます。
ぎゅーっと力を入れて締めます。
後は、先ほどの動作を繰り返すだけです。
この画像からは想像できませんが、同じ編み方を繰り返し行っていると自然とねじれてくるのです。
5,6回ほど繰り返し行うと、ねじれているのが一目瞭然!
実はねじり結びって、マクラメ編みの中でも最も簡単な結び方なんですね。
結び目を綺麗に仕上げるには、1回結んだら指でグっと上の方に力を入れて押し上げていくと押し寄せてあげるといいでしょう。
しばらく繰り返し編んでいると、ドリルのようにねじれた作品が完成します!
1mmの編み紐のみを使用して編んでいくと、太さが約3~3.5mmほどになるようですね。
とってもシンプルなハンドメイドを作るには、ねじり結びは最適だといえます。
ちなみに。。。
画像のように上で説明したものの「反対バージョン」で編んでいくとねじりが逆回転となります。
最後に
ねじり結びの編み方について説明してきましたが、実は全く同じ基本的な編み方がもう一つあります。
それが「平結び(ムカデ結び)」です。
ねじり結びって全く同じ動作で編んでいくだけ、に対して、平結びは左右交互に結んでいくという編み方です。
しかし、編み方は全く同じなので、ねじり結びが出来たら平結びも覚えたも同然です!
平結びについての詳しい編み方についてはコチラをご覧ください。 ⇒ マクラメ(編み込み)アクセサリーの基本「平結び(むかで結び)」の結び方をマスターしよう!
アクセサリーをハンドメイド作成する場合は、結んでいる途中に天然石やシルバーパーツなどを一緒に編みこんで取り付けていくことになります。
もちろん、使用する編み紐によっては何も取り付けずに、ねじり結びのみのブレスレットなどでもお洒落に仕上げることも出来ます。
ねじり結びって、一見すると「どうやって作ってんだろう?」って思うような、複雑そうな編み方にも見えますよね。
でも、実際は”全く同じ編み方を繰り返すだけ”という超カンタンな基本的編み方だったんです!
ハンドメイド作品を作っていくという方は、絶対にマスターしましょう!