非常に簡単な結び方だけど、とってもお洒落に仕上がる三つ編み。
女性では髪の毛を三つ編みにするなど、「(女性)美」にも大活躍する編み方で有名ですね。
編み物でも三つ編みはよく利用され、ブレスレットやネックレスを編んだことがあるという方もいるはずです。
とっても簡単な結び方なだけに、ちょっとしたアクセサリーが欲しい時なんかは材料さえあれば自分でも簡単にお洒落なモノが作れてしまいます。
そこで今回は、「三つ編みブレスレット」を作ってみようと思います!
編み物で欠かせない「蝋引き紐(ロウビキ紐)」+「長さが自由に調整」できる作りを合わせたお洒落なデザインに仕上げていきます。
「編み紐」があれば簡単に作れる三つ編みブレス
三つ編みブレスレットに用意する編み紐を用意しましょう!
“三つ編み”というのだから当然「3本」必要となります。
紐の長さは1本あたり50センチは欲しいところです。
3本すべて別カラーで揃えるとカラフルなものが出来上がるので面白いでしょう。
当然、全て同じカラーでもOKです!
また、留め部分にも別に短い紐(20センチ程度)のもの1本必要となります。
この画像の三つ編みブレスレットは、3本とも全て別カラーで揃えています。
使用している編み紐は「太さ1.0mmの蝋引き紐(ロウビキ紐)」という種類の紐です。
蝋引き紐(ロウビキ紐)とは? ⇒ マクラメ編みに使う「蝋引き(ロウビキ)紐」を絶対的にオススメする3つの理由と特徴
まずは三つ編みをマスターしよう!
三つ編みは編み物の中で最も有名な編み方ではないでしょうか。
既にご存知の方も多いかもしれませんが、編み方を画像で説明していきます。
ますは末端を15センチほど残して3本とも結びます。
15センチ残す理由は、「長さを調整できる作り」をこの場所を使って作るからです。
三つ編みするときは紐をしっかりと固定してください。
そして、①左の紐(オレンジ)を真ん中(青)と右(灰)の中に持ってきます。
②次に右(灰)を画像の青とオレンジの中に持ってきます。
③そして左(青)の紐を、灰とオレンジの中に持ってきます。
④左を右と中央の中へ
⑤右を真ん中と左の中へ
後は④→⑤の繰り返しです。
この手順でしばらく編んでいくと画像のような編み目になります。
これが三つ編みですね!
ある程度結び進んでブレスレットになってきたら、終わり部分も最初と同じように3本まとめて結びます。
ちなみに終わり部分を結ぶ場所ですが、ぐるっと腕1周するまで編むのではなく画像のように結構余裕を持たせてください。
余った両端の編み紐の部分に、短い編み紐を使って長さが調節できる「スライド式留め部」を作っていきます。
スライド式留め部の詳しい作成方法はコチラをご覧ください。 ⇒ 腕周りサイズ調整が自由自在!マクラメ「スライド式留め部分」の作り方
この部分は「平結び」か「ねじり結び」で編みます。
ちなみに、このブレスレットのは「平結び」の方です。
平結びの結び方についてはコチラをごらんください。 ⇒ マクラメ(編み込み)アクセサリーの基本「平結び(むかで結び)」の結び方をマスターしよう!
ねじり結びの結び方についてはコチラをごらんください。 ⇒マクラメ編みのドリルのような「ねじり結び」を画像に沿って編み方を説明していきます!
そしてブレスレットを手が通る広さまで広げてください。
これは実際に手を通してみるといいでしょう。
その広さまで広げたら編み紐の両端を3本まとめて結びます。
この結び目でスライドさせてもここで引っかかり、これ以上広がらなくなります。(紐が抜ける心配がなくなる)
そして最後は、余分な紐の処理です。
スライド留め部分の処理の仕方は上記のURLの「スライド留め部」の作成方法の中でも紹介していますので是非参考にしてください。
そこのページ内では「はんだごて」を使った方法を紹介していますが、持ってない方も多いと思います。
その場合は「ライター」で出来ます。
ライターで行う場合は、ためしに余った紐でどんなものか試してから行うといいでしょう。
余った紐の処理が終わったら出来あがり完成!
1.0mmの編み紐だと、とてもシンプルですっきりした感じになります。
とにかくシンプルなブレスレットがいいというかたは細い紐を使うといいですね。
細くシンプルなブレスレットは2個以上装着する「重ね付け」もオススメです。
この三つ編みブレスレットなら慣れればサクサク作れてしまうので、数個作って重ね付けするのもお洒落です。
また、多くの紐を揃えてブレスレットごとにカラーを変えて作るのもお洒落だし作っていても面白いですよ。
最後に
三つ編みブレスレットは簡単にお洒落なものを作れるというのが最大のメリットではないでしょうか。
また、このブレスレットを作る時は是非多くのカラーで作成していただきたいと思っています。
というのも、三つ編みはとてもシンプルで見た目自体は全く同じですが、色が少しでも異なればすごくイメージが違って見えたりするんですね。
ですので、多くのカラーバリエーションの三つ編みブレスレットを作成して、その日の気分でカラーを選んだり、それらをすべて見につける重ね付けなんかを楽しむのに最適です。