山梨⇒東京⇒神奈川を流れる一級河川の多摩川。
本来は日本に生息していなかった、いわば外来種が200種類以上もいるというのだから驚きです。
もはや日本のアマゾン川的な存在であることから、「タマゾン川」と揶揄されることも珍しくありません。
本来の生態系が崩れてしまっているのは間違いありませんが、釣りをする者からは様々な魚が釣れる事で人気のスポットともなっています。
日本でも人気のあるブラックバス釣りですが、多くは「オオクチバス(ラージマウスバス)」という種類のものがメジャーですが、多摩川では「コクチバス(スモールマウスバス)」が釣れる事で有名です。
このスモールを狙ってかなり賑わうことだってあるんですね。
そこで、実績の多かった場所の近くにいたので、せっかくだから写真をとって良ポイントを紹介してみようと思います。
多摩川「日野駅」⇒中央本線”高架下”周辺
最寄り駅:中央本線「日野駅」
日野駅から多摩川まで徒歩で10分以内の、車なしでも気軽にスモールが狙える良スポットの一つです!
現場周辺にはコンビニやトイレなどの施設はありませんので、日野駅周辺で万全の状態にしてから多摩川へ行くのがいいでしょう。
高架直下の落とし込みポイント
ここの落とし込みの部分は魚影が濃く見えることが多いです。
鯉も多く見られますが、スモールも回遊していて、実際にスモールの実績も数多い場所です。
テトラを渡って奥の水路のようなところから流して釣りをしても良く釣れますが、それだけに人が既にいることが多いです。
落とし込み部分に近づくと、サーっと黒い魚影が逃げていくことが多いです。
遠くから狙ってみるのもいいかも知れませんね。
落とし込みの上はかなり浅く、流れが緩やかです。
ウェーダーがあれば余裕で川を渡ることが出来るので、込み合っているときでも釣りが出来る場所が大幅に広がります。
高架下から少し下流の「コンクリ舗装地帯」
高架下から少し下流に行くと、コンクリートで舗装された地帯が100メートルほど続いています。
座りながらのんびり釣りをするのもいいですね。
流れが速いところもありますが、ここも実績多数の場所で良くスモールが釣れています。
長いコンクリ地帯なので、じっくりとポイントを探ってみるといいでしょう。
コンクリ舗装地帯の下流「テトラ地帯」
テトラ地帯も100メートルほど続いています。
流れが緩やかで深さがあり、かなりの実績のあるお勧めポイントです!
良く晴れている日は、目の前をゆっくりスモールが泳いでいる時も見られますよ。
高架下の上流ポイント
高架下の上流は見渡しが良く河川の幅が広いですが、全体的にかなり浅い地帯となっています。
高架下の下流同様に、コンクリートで舗装された地帯となっていますが、ちょっと足場が悪いところが多いので移動の際は注意してください。
晴れている日に、高いところから川を見渡してみると鯉だらけ!
この写真を撮った時も、ちょっと数えただけで11匹も目視で確認できました。
鯉がいっぱいいる地帯ですが、足場近くをスモールが通過していくのを確認していますので、ここでもスモールは釣れます。
浅いポイントなのでトップウォーターで狙ってみるのも面白そうです。
水門の上がれ込み周辺地帯
高架下上流のコンクリ地帯を少し歩くと小さな水門があり、水が多摩川へと流れ込んでいるところにぶつかります。
水門といえばブラックバスがいそうな感じがしますが、ここは全くいないようです。
ウェーダーがあれば、そのまま向こう側へ歩いていくことが出来ますが、水門の裏をぐるっと回れば普通の靴でも行けます。
ここら辺から上流は、川の中にテトラが埋め込まれたような地形となっていて魚の隠れ家として絶好のポイントとなっています。
近くを歩くと、何かが慌てて逃げることがシバシバ。。。
凸凹した地形で根掛かりしやすいポイントではありますが、ワームで針を隠した状態でねちっこく攻めてみるのもいいかもしれません。
最後に
駅から近くて良ポイントが複数ある、ある意味穴場ポイントといってもいいかもしれません。
それくらいスモールが良くつれる場所です。
都内でスモールを釣りたいという方は、ココのポイントで試してみると驚きの釣果があるかもしれませんよ!