釣竿のグリップ部分は「コルク派」か「スポンジ派」か?それぞれのメリット・デメリットも説明


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私の趣味は「魚釣り」で、休日にはよく釣りに出かけます。

もう随分と前に購入した釣竿を使用しているので、ちょっと新しいものを買おうと思うんですが、釣竿には持つ部分が大きく分けて2種類あるんですね。

 

釣りをする方なら既にご存知ですね!

そう、「コルク」と「スポンジ(EVAを指す場合がほとんど)」の2タイプです。

 

皆さんはどっち派でしょうか?

私は断然コルクなのですが、色々見ているうちにスポンジタイプのものもデザインのいいものが多くあるので内心どっち買おうか揺れています。(笑

 

この二つ、見た目に大きな違いがありそれぞれ好みに分かれますが、コルクとスポンジならではの特徴もあります。

ここでは、両者の特徴やメリット、デメリットについて書いていこうと思います。

私の好きな「コルク」タイプ

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コルクを初めて使う方で多い疑問というか不安の一つに「ボロボロになって取れてしまわないか」というものがありますが、私自身、長年コルクの釣竿を使っていますが全く手入れしなくてもボロボロになったことが一切ありませんので、その辺の心配はいらないといってもいいでしょう。

ただし、頻繁に使用すると「目抜け」といって所々ポロポロと取れることがあります。

また、粗悪なコルクをしようしているものは例外で、すぐにボロボロになるのでできれば信頼できるメーカーのものを購入したいですね。

 

コルクのメリット

・見た目が高級感たっぷり

・いくらでも修復可能

・とても軽い

・手触りが滑らか

やはりコルクは見た目がいいという理由で選ぶ方は多いです。

目抜けや傷が付いてしまった場合でも、コルクの場合は専用のパテを使用することで修復することが可能です。

手触りがとてもいいですし、寒い日でも温度が急激に冷たくならないのもコルクの性質です。

 

コルクのデメリット

・使用していくうちにだんだん黒ずんでくる

・年々やせ細ってくる

・値段が高い

コルクは使用しているうちにだんだんと黒ずんできます。

日々メンテンナンスをしていれば、綺麗な状態を長く保つことができるでしょうが、黒っぽくなってくるのは仕方ないのかもしれませんね。

 

ただ、その色の変化を楽しむ方も多いようです。

たまに、真っ黒なコルクを見ますが、それはそれで長年使ってきて味が出ている証拠なのかも知れませんね。

なのでこの黒ずむというのは、人によってはメリットでもあるんです。

 

また、コルクは「痩せる」といわれ、長く使っていると細くなってきます。

まあ、気にするほど痩せ細るにはかなりの年月が掛かるので、あまり気にするほどでもないような気がします。

 

 

「スポンジ」タイプ

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スポンジのように見えるので初心者からしてみれば「スポンジ」と呼ぶことが多いですが、実際にはEVA(エバ)と呼ばれる素材を指します。

ただここではスポンジタイプと呼ばせていただきます。

 

スポンジタイプのメリット

・滑りにくい!

・天然素材ではなく人口素材のため品質が安定している

・値段が安い

スポンジタイプの場合、雨が降っていて濡れても問題なくグリップ力が発揮できるという理由から「滑りにくい」というのを第一メリットにあげる方が多いようです。

また、人口素材のため基本的に粗悪品というものはなく、安定して良いものが使用されているはずです。

 

スポンジタイプのデメリット

・テカリが出てくる

・ヌメりが付着しやすい

・デザイン性がマッチしていないと見た目がちょっと・・・

・基本的に修復不可能

・コルクに比べ重い

スポンジタイプは長年使用していると表面がテカってきます。

また、魚を釣り上げたときにスポンジ部分に触れるとヌメりがべっとりと付着してしまうことがあります。

 

スポンジタイプで一番気をつけないといけないのが深い傷です。

表面をガガガガっと擦っただけでも傷が目立つこともありますし、ましてやザックリとスポンジ部分が剥げてしまった場合はコルクと違って修復が不可能です。

デリケートな部分があるので、自分の一部だとおもって大切に扱ってあげるといいですね。

 

最後に

コルクとスポンジの2種類について書いてきましたが、両者いろいろと特徴がありメリット、デメリットがあります。

まあ、そんなの関係なしに自分の直感的にいいと思ったほうで選ぶというのもありますよね。

 

私の場合は「コルクがカッコいい!」という理由だけでコルクを選んでいるのですが、同じように見た目だけで決める方も少なくないはずです。

ただ、見た目以外にも素材特有の性質があるんだなぁ~ということも知っておくといいかもしれませんね。


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