マクラメ編みブレスレットを実際に作ってみます!
最初の方でも作りやすい簡単なデザインのものを作っていきますので、初めてマクラメブレスレットにチャレンジする方は是非ご参考にしてください。
マクラメブレスレット作成
今回作成するマクラメブレスレットのデザインは、サムネイル(一番上にあった画像)のものです。
自由にサイズを調整できる「スライド式」で、そのデザインに合わせた素材を紹介します。
まず、編み紐は画像のように3本必要となります。
長さは画像にあるように「20cm」「50cm」「130cm」の計2m使用します。
ちなみに20cmの紐は最後にスライド式の留め部分を作るのに使う(下記で詳しく記載)ので、基本的には50cmと130cmの2本を編んで作成していきます。
そして編み込む「パーツ」には天然石を使用しました。
画像の天然石は8mm×8個、6mm×2個使用します。
このうち6mmの2個はスライド留め部分に使用するものなので、20cm編み紐同様に最初に使用するものではありません。
ちなみに、このピンク色の天然石は”ローズクォーツ”という石です。
ピンク色がとても綺麗で、恋愛成就という石言葉から特に女性に人気の石なんです。
まず50cmの紐をまっすぐ置いて、20センチほど余裕を持たせた部分にセロハンテープなどを張って固定します。
この紐が「軸」になります。
そして、長い130cmの紐を軸に”ひと結び”で固定してここから「平結び」で編んでいきます。
平結びの詳しい編み方についてはコチラをご覧ください。 ⇒ マクラメ(編み込み)アクセサリーの基本「平結び(むかで結び)」の結び方をマスターしよう!
平結びで少し編んだらいよいよ天然石を編みこんでいきます。
ちなみにサイズの小さいブレスレットを作成する場合は、この平結びの長さを短くするとブレスレット全体の長さの調整がしやすいです。
逆に大きいサイズを作る場合は、この部分を長めに編むのも一つの手でしょう。
天然石は真ん中の「軸」となっている編み紐に通して、しっかりと隙間無く上の平結びの終わり部分まで持っていってください。
天然石も1本の軸と思って、ここからは「ねじり結び」を使って編んでいきます。
ねじり結びの詳しい編み方についてはコチラをご覧ください。 ⇒ マクラメ編みのドリルのような「ねじり結び」を画像に沿って編み方を説明していきます!
ねじり結びを数回繰り返し編んでいくと、画像のようにドリルのような感じになります。
ちなみに、このブレスレットではこの部分をねじり結びで「7回」編んでいます。
ここからは「ねじり結びを7回」→「天然石を取り付ける」の作業を繰り返し行います。
やっと最後の1個まできました。。。
8個全てのローズクォーツを使ったら最後の部分は「ねじり結び」ではなく、最初と同じ「平結び」で編みます。
そう、こんな感じです。
最初と同じ編み方ですよね!
ちなみに、最後の平結びの部分は、最初の部分と長さを合わせたほうが外観が良く見えます。
ここの長さは合わせる様にしましょう。
ここまで作ったら、「20cm編み紐」と「天然石6mm×2個」の登場です。
この「スライド式留め部分」は別記事で詳しく作り方をまとめています。 ⇒ 腕周りサイズ調整が自由自在!マクラメ「スライド式留め部分」の作り方
上記の記事を見ていただければ画像のように“スライドして長さ調節が自由にできる”留め部分が作れるはずです!
作成すると余分な編み紐が出てくるので、当然切ったりの処理が必要になります。
画像で言うと、⇒の部分(4本)は切って熱処理が必要な部分。
点線部分(2本)は、切るだけでOKな部分です。
編み紐は熱で簡単に処理が出来るのでライターを用いて熱でとかして留める場合が多いですが、私の場合は「はんだごて」を使ったやり方をお勧めしています。
ハンダゴテを使った処理方法を詳しくまとめた記事がありますので宜しければご覧ください。 ⇒ 蝋引き(ロウビキ)紐の端末処理はライターより「はんだごて」が断然簡単で綺麗に仕上がる
余った編み紐を綺麗に処理できればほら完成!
編みこんで作ったブレスレットは、シンプルなつくりでもとても高級感があってお洒落ですよね!
最後に
マクラメブレスレットは、編み込んで作るのには時間が掛かりますが自分で作れるようになれば低予算でしかも高級感のあるお洒落なものが作れます。
まずは基本的な編み方を覚え、シンプルなマクラメアクセサリーにどんどんチャレンジして腕を上げていきましょう!