アニサキスによる食中毒が年々増加しているようですね。
私もこのアニサキスに1回だけあたったことがあって、それはもう仕事なんてやってられないくらいの腹痛でした(汗
最近では、芸能人もこのアニサキスの食中毒にあったというニュースが流れるほど広くこの存在が知れ渡っているでしょう。
中でも、庄司智春の胃の中から8匹のアニサキスが検出されたというニュースにはさすがに驚かされましたが・・・。
1匹でも激痛でうずくまるほどなのに、8匹とか考えられないですよ(汗
まだ、ご存知でないという方に、、、
このアニサキスという奴は魚介類に潜む「寄生虫」なんですね。
2~3センチほどの細い糸ミミズのような感じで、普通に肉眼で確認することができます。
アニサキスはなんと150種類以上の魚介類から発見されているほど、色んな魚たちに潜んでいるんですね。
通常は、内臓部分にいるのですが、宿主が死んで鮮度が落ちてくると身の部分に出てくることが分かっています。
なので、内臓部分を綺麗に取り除いたからといってリスクがゼロということには決してなりません。
ちなみに、スーパーで売っている誰もが知っているような魚介類にも寄生している可能性があるんです。
アニサキスが一番寄生しやすいのはサバ
アニサキスが最も寄生している可能性のある魚介類は、圧倒的にサバとなっています。
なんと、ほぼ100%のサバにアニサキスは潜んでいるといわれているほどなんですね。
やはりアニサキスによる食中毒を見てみると、サバが原因であるというものがかなり多いです。
しめ鯖なら大丈夫なんでしょ!?
と、思われるかもしれませんが、酢では殺菌できないためシメサバにした後でも普通に生きています。
そう考えるとかなり厄介な奴ですよね。。。
他に多いのはイカや鮭(さけ)からも非常に多くのアニサキスが検出されています。
また、アジ、イワシ、ニシン、サンマ、タラなど、どこでも売っているような魚介類にも潜んでいる可能性があるんです。
アニサキスによる食中毒のリスクを、ほぼゼロにするには火を通すか24時間冷凍保存する以外にないです。
刺身で食べることなく焼き魚や煮魚しか食べないという方には、むしろアニサキスは無縁であるといえます。
問題は刺身ですね。
なんかよく「アニサキスは肉眼で確認できるので、良く見て除去してから刺身にしよう!」というのを聞きますが、アニサキスが検出した魚を果たして刺身にして食べる勇気があるかどうか・・・。
私はまず無理ですね(笑
そういえば、面白いことを耳にしたのですが福岡で取れるサバはアニサキスのリスクがほとんどないそうなんですね。
ちょっと調べてみたところ、確かにそのような記事がいっぱい出てきました。
なんでも、福岡あたりで取れるサバは何故かアニサキスが身の部分に出てくる割合がかなり低いんだそうです。
これは、アニサキス自体の違いによるものだと考えられているそうですが、一部の地域だけって考えると不思議ですよね。
でも、刺身好きの私からしてみると羨ましい!
まあ、年々増加しているアニサキスの食中毒なので、気をつけるに越したことはありませんよね。
関連記事
アニサキスによる食中毒や予防法などを書いた記事もございます。
宜しければあわせてご覧になって見てくださいね!
⇒ 食中毒(腹痛)の正体はアニサキスだった!新鮮な魚・イカに潜む厄介なヤツの対処法
⇒ 暴君「アニサキス」の被害が急増中らしい!刺身を食べるときは鮮度の良いものを選ぼう