ツイッターとは、2006年にサービスが開始して以降、年々利用者が増加して特に若者から人気のあるSNSで有名ですね。
若者だけじゃなく、幅広い年代の人が世界中から参入し、多くの企業も参入するほど生長し、ビジネスでも外せない存在となっています。
このツイッターの機能である「ツイート」を利用し、文字を投稿すればリアルタイムでその情報を共有できるのが特徴です。
何でも投稿できる魅力がある分、その「何でも」が逆に恐ろしい事態を招いてしまうこともあります。
いわゆる「炎上」と呼ばれるやつです。
大炎上を引き起こした一般人
これは2013年の出来事であるが、アメリカでツイッターの発言が大炎上したことが、先日も再び話題となりました。
大炎上を起こしたのはジャスティン・サッコ氏という女性で、このとき年齢はまだ30代だとのこと。
仕事は、オンラインサービスを提供する会社の部長クラスとして、卓越した能力を発揮していた凄腕の人物でもあったそうです。
ジャスティン氏は、アフリカの家族に会いに行くため、飛行機に乗り込む直前に発言した「ツイート」が数時間後には大炎上を起こすのです。
その発言とは、
「これからアフリカに行くけど、エイズにならないといいけど。なんて冗談よ。」
「白人だもの!」
この人種差別とも捉えられる発言にたいして黙っていられなくなった方が大勢いて、史上最悪とも呼ばれる大炎上が始まります。
ここで驚くべきことは、ジャスティン氏のフォロワー数は200人ほどしかいなかったということです。
200ちょっとしかフォロワーがいなく、しかも無名の人物がなぜ大規模な炎上を引き起こしたのでしょうか。
一ついえる確かなことは、フォロワー数が少ないからといって、その情報が拡散されないということは無いということ。
常にPCやスマートフォンの向こうには自分を同じ「人」がいて、どこかで誰かが必ず見ているんだと。
ジャスティン氏の場合は、まずフォロワー仲間に影響力の強い人がいたということがあげられます。
仕事がオンラインサービスを提供する会社なので、多くのジャーナリストとの繋がりがありました。
そのジャーナリストが、ジャスティン氏の発言に不快感を示し、反論を投稿したことで他の人がツイートし、多くの人の目に触れるようになったのです。
その結果、史上最悪ともいわれる大炎上となり、ジャスティン氏は勤めている会社を解雇(クビ)になってしまいました。
人前に出るような仕事をしている人がほぼ100%批判だけの大炎上を引き起こしてしまうと、会社にかかる迷惑は計り知れませよね。
軽はずみな一言で人生をぶち壊すことだけは避けたいものです。
最後に
炎上っていうと、芸能人などの有名人しか縁のない話だと思いがちですが、実はそうではないのです。
度々ニュースになることもありましたが、冷蔵庫の中に入った画像を投稿して大炎上したごく普通の一般人の話は有名ですよね。
これがきっかけで「バカッター」という言葉まで出てきました。
有名人の場合は、人気と炎上はどこか比例の関係があるともいえます。
全然興味の無い人の発言なんて、普通どうでもいいと思うのがほとんどです。
ちょっと発言しただけで炎上なんて、それはその人が人気者でもあるからです。
その分、内容も「反対派」と「擁護派」に分かれるのが見て分かります。
しかし、一般人が引き起こす炎上とは、内容が「誹謗中傷」がほぼ全てです。
有名人の炎上とは似て非なるもので、全然違います。
イメージを下げる以外のなにものでもなく、人生そのものを壊してしまう恐れがあるのが「SNS」の怖いところです。
たとえ自分が何者であれ、その発言を見ている人は絶対いるということだけは肝に銘じておかなくてはいけませんね。