セレスタイトは、よく晴れた見晴らしの良い空をそのまま石にしたような美しいパワーストーンです。
そのイメージ通り、和名では天青石(てんせいせき)という名前が付けられています。
セレスタイトという鉱物は、よくタマゴ型の原石の中に美しい結晶がびっしりつまっているクラスターが多く市場にでまわっていて、どちらかというとアクセサリーより置物など見て楽しむもののほうが多いようです。
パワーストーンの魅力的な置物をお探しの方は、是非セレスタイトをチェックしてみてください。
魅力的なセレスタイトがいっぱい見つかるはずです!
このページでは、セレスタイトについて詳しく説明していきます。
セレスタイトについて
よく晴れた空をイメージしたり、綺麗な海を連想させるような美しさのあるセレスタイトですが、この綺麗な発色原因はストロンチウムという物質によるもので、エンジェライトも同じ発色原因の鉱物で知られます。
このストロンチウムという物質は、熱すると発光現象を引き起こす性質があり花火に使われる物質でも有名です。
セレスタイトはとても硬度が低く、割れやすい性質があるため加工がしにくい鉱物です。
この性質から、アクセサリーとして様々な形へ加工することがとても困難であるといわれます。
ビーズ状やペンダントトップに使用されるようなものは比較的多く出回っていて、人気も非常に高いパワーストーンで知られています。
セレスタイトの最大の魅力はなんといっても原石にあります。
美しい原石では、セレスタイトの結晶がびっしり集まってできたものが見られるのです。
アメジストドームみたいに多くの結晶を生成するので、原石自体それほど大きいものはないもののアメジストドームを小さくして結晶を空色にしたような感じです。
セレスタイトの原石の中には、結晶の集合体がまるでバラのような形を見せるものがあり、それをセレスタイト・ローズと呼んでいます。
セレスタイトの原石を中心に集めるコレクターがいるくらいクラスターなどの原石には魅力があるのです。
セレスタイトの意味・歴史
セレスタイトの石言葉
- 博愛
- 愛情
- 浄化
- 安らぎ
- 安眠
- 平和
セレスタイトの歴史・伝説
セレスタイトという名前は、ドイツの鉱物学者であったウェルナー氏によって名づけられた名前で、由来は”天界の石”を意味する「celestial(セレスチアル)」や、ラテン語で”天”を指す「celestis」から付けられた名前だといわれています。
発見されたのは、鉱物では比較的新しく1781年にイタリアのシチリア島で見つかった鉱物です。
現在ではクラスターや置物として非常に人気の高いパワーストーンで知られます。
セレスタイトによるヒーリング効果やエネルギー
- 常に優しい気持ちで人に接する
- 強力な浄化作用をもたらす
- 安らぎや安眠が欲しい
セレスタイトはこんな方におすすめ!
空をイメージさせてくれるセレスタイトは、精神的な疲れやマイナスのエネルギーを浄化するパワーで満ちているといわれるパワーストーンです。
日々疲れが溜まって怒りやすくなっていたり、ついつい感情的になってしまい人間関係でうまくいかないという方はセレスタイトを身につけてみるといいでしょう。
感情的な心を鎮め、常に優しい気持ちで人と接することができるようにサポートしてくれるはずです。
また、セレスタイトは強力な浄化能力を持つパワーストーンとして知られています。
この浄化能力というのは、持ち主の中にあるマイナスエネルギーを綺麗にするのはもちろん、その空間(部屋の中)そのものを丸ごと綺麗にしてくれるほど強力だといいます。
セレスタイトは美しいクラスターが多くありますので置物として部屋のどこかに置いておくと、空間を綺麗にしてくれるお守りや、美しいインテリアとしても楽しめます。
セレスタイトの浄化・お手入れ方法
クラスター
さざれ石 |
太陽光
(日光浴) |
月光
(月光浴) |
塩 | 水 | セージ |
○ | × | ○ | ○ | × | ○ |
太陽光と水に弱い性質があるので、日光浴と水浴での浄化は避けるようにしましょう。
また、硬度がかなり低い鉱物で割れやすい性質があります。
取り扱いには十分な注意が必要です。
セレスタイトの鉱物データ
英名 | celestite(セレスタイト) |
和名 |
天青石(てんせいせき) |
主な産出地 |
マダガスカル、イタリアなど |
主な色彩 |
青色 |
モース硬度 | 3~3.5 |
比重 | 3.89~4.19 |
光の屈折率 | 1.62~1.63 |
組成・構成 | SrSO4 |
結晶系 | 斜方晶系 |
へき開性 | 一方向に完全 |
セレスタイトとの効果的な組み合わせ
セレスタイトを使用した効果的な組み合わせ一覧表です。
セレスタイト + エンジェライト |
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