名作「スラムダンク」から学ぶ自己啓発「諦めない心」「ライバルの存在の重要性」


スポンサーリンク


Pocket

一躍バスケ人気に火をつけた名作「SLAMDUNK(スラムダンク)」。

未だにその人気は衰えることを知りません。

 

主役のド素人、桜木花道の成長と個性豊かな湘北高校バスケット部の活躍。

全国大会に出場し敗北するまでのたった四ヶ月のお話です。
(31卷で完結しています。)

 

ここでは、スラムダンクから学ぶ自己啓発「諦めない」をテーマに人生と照らし合わせて考えていきたいと思います。

最後まで諦めないプレーが人生を変える

もはや日本が誇る名言となった安西先生の言葉です。

中学時代、試合に勝つことを諦めた瞬間に、転がってきたボールを拾って渡しながら三井寿に伝えた心に響くメッセージ。
(8卷の最後になります。)

 

「最後まで・・・希望を捨てちゃいかん。あきらめたらそこで試合終了だよ」

 

三井はこの後、起死回生のシュートを決めて勝利し、中学生大会のMVPに選ばれるのです。

 

諦めたらそこで終わるのです。何事にも言えることです。

この漫画は一貫して諦めなければ勝利の可能性があることを伝えてくれます。

最後まで全力でプレーすることで実力を発揮することができ、奇跡が起こることを痛快に教えてくれるのです。

 

この8巻では怪我で不良の道に落ちた三井が、再び安西先生に会って、この言葉を思い出し、 

「安西先生・・・バスケがしたいです・・・」

と泣き崩れるシーンがあります。

 

これも名シーンです。

安西先生の言葉がバスケの試合だけでなく、バスケを通じて三井の人生にも繋がるのです。

そして三井は立ち直り、またバスケを始めるのです。
感動のシーンですね。

 

何か失敗したとき、何か挫折したとき、何か諦めようとしたとき、私はこの言葉を思い出し、自らに言い聞かせます。

同じ思いでこの言葉を唱えている社会人は数知れません。

そして最後まで諦めない社会人だけが成功を掴み取ることができるのだと思っています。

 

ライバルとの切磋琢磨だって諦めない

ド素人の桜木が爆発的に成長していくうえで、欠かせないのが同じチームでエースの流川楓です。

その差を縮めるために桜木は基礎から徹底的に訓練するのですが、訓練すればするほどに流川の凄さを改めて知ることになります。

それでも桜木は「リバウンド」を取ることの重要性を知り、そこから活路を見い出します。

そしていつしかリバウンド王と呼ばれることになるのです。

二人は総合力では圧倒的な差があるものの、信念では互角、向上心も互角。とても素晴らしい競争相手です。

この二人のルーキーの活躍によって、全国大会では優勝候補の山王工業を撃破するのでした。

 

この山王戦では名シーン、名言の連続です。

 

湘北の主将である赤木剛憲が試合中に涙するシーンがあります。

かつて、誰ひとり全国制覇など夢にも思わず、口に出せば笑われ、ただ独りストイックに練習し続けた赤木が、今の味方の頼もしさに思わず涙するのです。
(30卷のシーンになります。)

 

そんな赤木の姿を見て同学年の小暮が心の中で語ります。

 

「味方の頼もしさに一瞬心が緩んだのか・・・ずっとこんな仲間が欲しかったんだもんな・・・」

 

ライバルの存在、同じ目標を目指せる仲間の存在の重要性を語っています。

同じ目標に向けて頑張る仲間がいるからさらに頑張れる。
素晴らしい循環です。

 

敗けた山王工業の監督のセリフも名言です。(31卷の最終巻です。)

 

「負けたことがあるというのが、いつか大きな財産になる」

 

そうなのです。
仮に実力を出し切って最後まで諦めなくても負けるときはあります。

「本当に諦めない」かどうかは失敗したり、敗北したときなのです。

失敗は成功の基ということわざ通り、諦めずに挫折から這い上がってくる人間が本当の勝者になるのでしょう。

 

このように「諦めない心」、そして「競争相手」が成長の糧になり、成功の鍵になるという大切なことを教えてくれる漫画になっています。

まだ呼んだことが方は、ぜひ一読してみてくださいね。


スポンサーリンク