「朝食は王様のように、昼食は王子のように、夕食は貧民のように食べよ(他の書いているブログなどでは、言葉が違ったりしますがニュアンス的にはこんな感じ)」ということわざを聞いたことがありますか?
まあこれは、朝食こそしっかりと食べようってことなんですが、確かに朝食が一番大事なんてことも良く聞く言葉だと思います。
では、朝食をしっかりととっている人と、そうでない人では何がどう違うのか疑問ですよね。
ここでは、朝食の重要性について書いていこうと思います。
朝食は王様のように食べる!?
朝食は王様のように、夕食は貧民のように、、、
「朝食こそ確りとれ」、「朝食が一番大事」そして「夜は控えめに」というようなニュアンスなんですが、現代では勤務時間も人によっては昼夜逆転だって少なくない時代ですから、朝食をとること自体が難しいってことなんて普通にありえますよね。
では、なぜこのようにいわれているかというと、起きてから何かをする間(つまり朝)に食事をしっかり食べることで、脳を活性化させるために重要な「ブドウ糖」を摂取することが出来るからなんです。
実は、脳のエネルギーになる栄養素って普通はこの「ブドウ糖」だけ!
車を動かすのにガソリンが必要と同じように、脳を活性化するにはブドウ糖の摂取が必要不可欠なんですね。
もう想像がつくかもしれませんが、このブドウ糖が不足すると「低血糖症」を引き起こし、自分で自覚できる症状では脱力感、目の焦点が合わない、やる気が出ない、イライラするといったことが起きます。
また、異常なまでの空腹感を感じることもあるそうです。
こんな状態では、仕事はろくに出来ませんし、勉強だって新しいことが頭に入ってきませんよね。
このことから、朝食がどれだけ重要かがわかりますね。
朝食というか起きてから食べるのが重要
「朝食は王様のように、昼食は王子のように、夕食は貧民のように食べよ」と呼ばれるのは、昔は朝起きて夜に寝るというサイクルが一般的だったため、このようなことわざとなっています。
現代では、必ずしも起きるのが朝でない人が多いですよね。
例えば、夜勤をしている人であれば通常「夕食または夜食」の時間帯が朝食となるわけです。
夜勤をしている人は、仕事や勉強をする前に必ずこの時間帯に食事を取りましょうってことですね。
そうすれば、脳のエネルギー源であるブドウ糖が摂取でき、一日フル稼働することができるでしょう!
砂糖の以外な存在
砂糖の取りすぎは糖尿病になってしまう・・・
こんなイメージが強い砂糖ですから、日々の食事にあまり砂糖を入れないよう気を使ったり、全く砂糖を使用しないベジタブルな食事を心がけている方も多いでしょう。
しかし、脳に瞬く間にしてエネルギーを送るのに適したのが「砂糖+ご飯」だといいます。
(砂糖はブドウ糖と果糖からできています)
※あくまでも早急にブドウ糖を欲しているときですので、もちろん摂りすぎはNGです!
食べ物と一緒に砂糖を摂取すると、小腸で吸収されたあと約10秒もしないうちに血中に送られるといわれています。
その結果、脳に運ばれるスピードが断然速いので、急速に脳のエネルギー補給ができるんだそうです。
甘いものを食べると集中力が増すという話は有名ですが、実際に甘いものを食べた後にイライラ感が落ち着いたり、爽快感を与えてくれます。
スポーツ飲料も何気に甘かったりするのも、糖分が急速なエネルギー補給に役立つからなんです。
朝食は無理にとらなくても大丈夫!?
朝食をとることは脳を活性化させるために重要ですが、なにも無理にとろうとしなくても大丈夫です。
上記の説明で、朝食を食べる重要性は脳の活性化。
この脳を活性化させる源が「ブドウ糖」とお伝えしました。
脳のエネルギー源はブドウ糖だけですので、
早い話、”脳を活性化するだけ”であれば、糖分の多いものを取ってしまえばいいんですね。
だからといって確りとした食事を摂らないのは健康上の問題があるので、食事を摂るに越したことはないのですが、どうしても時間がないといったときは「甘いもの」をちょっと食べたり飲んだりするだけで脳の活性化に役立ちます。
甘めのコーヒー、ココアやフルーツなどをちょっと食べるだけでも頭が冴えてくるはずですよ。