お洒落なマクラメアクセサリーを作るためには「編み方」を知らなくてはいけませんよね。
編み方は数多くあり、一度覚えてしまえば編み物全般に使えるので非常に便利です。
ここでは、多くある編み方の中から「つゆ結び」という編み方について説明します。
細かい部分まで綺麗に仕上げるのに欠かせない編み方なので、是非マスターしておきたい編み方です。
つゆ結びの編み方
まずは編み紐を用意しましょう!
つゆ結びの場合は最低2本あれば編むことができますが、長い紐を折り返して使用すれば事実上1本あればいけますね。
ここでは、編み方を見て分かりやすいように2本ともに違う色を用意しました。
また、色別で編んでいくと綺麗に左右で色が分かれるので、2色異なるアクセサリーを作りたいという方は2色用意するといいでしょう。
ちなみに今回用意した紐は「蝋引き紐(ロウビキ紐)」というタイプのもので、太さは1mmとなっています。
では編んでいきましょう!
まずは用意した紐を固定して、2本並べます。
赤い編み紐を、青い紐を軸にぐるっと一周させます。
ちょっと分かりにくいので、下の画像もご覧になって見てください。
上の画像と手順が全く同じものですが、より分かりやすくするために作ってみました(分かりにくいかも汗
まずは赤い紐を下の方から上へ突き上げる感じで持ってきます。
そのとき、青紐の上を通過させてくださいね。
そして次に、青紐の下を通して反対側へと突き抜けさせます。
※このとき交差する赤紐の下を通してください。
このとき、画像で黄色い文字の「輪を作る」という部分のように隙間ができるようにします。
次に青紐です。
まずは赤紐の下を通過させてください。
その次に、さっき作った輪の部分にそのまま突き通しちゃってください!
そうすると、複雑なリボン型のような感じになります。
あとは、両サイド引っ張って締め付けてください。
上記の工程を複数行うと、こんな感じになります。
2色使うと、綺麗に半分半分に分かれた状態に仕上がります。
つゆ結びは締め付けてもゆるみやすいので最後までしっかりと締め付けるようにしましょう。
留め部分にも大活躍!
上記の画像はマクラメブレスレットを撮影したものですが、赤丸が付いている部分に「つゆ結び」を使用しています。
例えば、天然石などのビーズを固定したい場合、つゆ結びを編むとスッキリと、しかも綺麗に見せることができます。
画像のアクセサリーのように、2本で編む場合には特につゆ結びが大活躍してくれます。
ちなみに、画像の結び目は2回連続でつゆ結びで編んだ結び目となっています。
最後に
つゆ結びはちょっと複雑なので、覚えてもすぐに忘れてしまいがちな結び方です。
ただ結び方自体はそれほど難しいものではないので、忘れてしまったときは何度でも上記の画像を参考にしてくださいね!(分かりやすければ・・・)
結び目がスッキリとした感じで、つゆ結びだけで編んで作るブレスレットはとてもシンプル性があり、見た目もお洒落です。
特に、2本違ったカラーを使って、所々にシルパーパーツやビーズなど組み込んでいくとめちゃめちゃお洒落なものが作れてしまいますよ!
マクラメアクセサリーにチャレンジする方は、まず「平結び」「ねじり結び」、そしてこの「つゆ結び」を覚えてしまえば、あとは創作で様々なオリジナルアクセサリーが作れるようになるでしょう。
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