アイオライトは、何気なくみると蒼色のような色に見えますが、光が当たる角度や見る角度によって異なる色彩がみられる不思議なパワーストーンなのです!
同じパワーストーンなのに色が変わって見えるってすごいですよね!
このページでは、アイオライトについて詳しく説明していきます。
アイオライトについて
光を当てて角度を変えてみると、色が異なって見えるのがこのパワーストーンの最大の特徴といえるでしょう。
この性質を多色性といい、一方は綺麗な蒼や紫に近い色に見え、もう一方は無色透明になったり薄い黄色や黄緑のようなカラーが浮かび上がるなど、1つのパワーストーンで3色もの色彩を見られるものもあります。
アクセサリーなどに使用するものでは、加工する際に綺麗な蒼色を見えるように研磨される場合がほとんどなので、多色性が見られないものもあります。
クラック(ひび)が多いものでは、見えにくくするためと強度を補うために樹脂を用いて加工されるものもあります。
アイオライトの意味・歴史
アイオライトの石言葉
- ビジョン
- 誠実
- 貞操
- 自己同一
アイオライトの歴史・伝説
アイオライトの名前の由来は、ギリシア語で菫(すみれ)色をさす「ion」と石を意味する「lithos」から名づけられています。
和名は菫青石(きんせいせき)よ呼び、菫(すみれ)という文字が入っています。すみれとは、鮮やかな紫色が綺麗な花のことです。
この石を見た人は、菫の花を連想しこの名を付けたのでしょう。
この石で有名な話が、航海士がこの石を羅針盤の代わりに用いていたという伝説があります。
アイスランド生まれのバイキングという人物が、まだ人類に知られていない未知なる領域を航海する際に、自分の船がどこにいるのかという位置を突き止めるためにアイオライトを使用したといいます。
光が差し込む角度で色彩が変わる性質を利用することで、太陽の位置の変化で位置を割り出していたといわれます。
また、船を進める際にはアイオライトが蒼く見えるほうに進むことで最善の航海ができると信じて船を進めたともいわれています。
ただし、この話は歴史上空想や想像にすぎないという話もあります。が、現代のように高度な位置を割り出すような機器などがまだ無い時代に、この不思議な性質(多色性)を持つ石で船の位置を割りだす為の道具の1つとして利用したということは十分にありえると私は考えています。
アイオライトによるヒーリング効果やエネルギー
- 明確な目標設定
- 進むべき道を見つける
- 冷静な判断力を養う
アイオライトはこんな方におすすめ!
アイオライトはビジョンの石といわれるパワーストーンです。
かつて航海士がこの石を羅針盤代わりにしたように、自分が本当に進むべき道を示してくれるパワーがあるといわれています。
一度進んだら引き返せない航海では、進む航路を選ぶ際に迷いや悩みがあってはなりません。悪天候でも常に平常心を保ち冷静な判断力が必要とされます。
もし、これから新しいことを始めたり何かにチャレンジしてみようと思う方はアイオライトを身につけてみてください。
そして、物事を考える際は航海士になったつもりで「一度決めた道を突き進む」くらいの気持ちで本気でチャレンジしてみてください。
アイオライトが持ち主の感性や感覚を信じられないくらい研ぎ澄まし、いい方向へ進むことができるよう導いてくれるはずです。
アイオライトの浄化・お手入れ方法
クラスター
さざれ石 |
太陽光
(日光浴) |
月光
(月光浴) |
塩 | 水 | セージ |
○ | △ | ○ | ○ | ○ | ○ |
太陽光による紫外線に若干ですが弱い性質があります。
長時間、太陽光にさらしてしまうと変色の原因になる場合がありますので太陽光での浄化は避けたほうが無難です。
硬度は高いパワーストーンなので、安心してアクセサリーとして身につけることができるでしょう。
アイオライトの鉱物データ
英名 | iolite(アイオライト) |
和名 | 菫青石(きんせいせき) |
主な産出地 | スリランカ、タンザニア、ブラジル、 ミャンマー、マダガスカルなど |
主な色彩 | 青色、紫色、無色 |
モース硬度 | 7~7.5 |
比重 | 2.53~2.77 |
光の屈折率 | 1.54~1.56 |
組成・構成 | Mg,Fe2Al2Si5O18 |
結晶系 | 斜方晶系 |
へき開性 | なし |
アイオライトとの効果的な組み合わせ
アイオライトを使用した効果的な組み合わせ一覧表です。
アイオライト + ラリマー |
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アイオライト + ラブラドライト 【どんな場面でも常の自分でいられる】 【自分自身を強く持つ】 |
アイオライト + アンバー(琥珀) 【マイナスエネルギーをポジティブに変える】 【対話能力を向上させる】 |
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