子供のいない夫婦にとって愛犬は子供同様の存在です。
一般的に犬を飼っている夫婦は子供ができにくいと云われますが、決してそのようなことはありません。
犬を飼っている新婚の夫婦にも子供ができた方が大勢いらっしゃいます。
ただし、子供はいらなくても犬は飼いたいと考える夫婦は多いようです。
子供のいない夫婦にとって、犬はどのような役割を担うのでしょうか。
今回はそんな場面での犬の役割についてお話をしていきます。
夫婦に共通の話題ができる
子供のいない夫婦は互いに仕事をしているケースが多いです。
その場合、夫婦は働いている自分の世界を大切にしています。
当然のようにすれ違いの時間も多くなり、会話も減ります。もちろん意図的に夫婦の時間を作り、コミュニケーションを大切にしている夫婦もたくさんいらっしゃいますが、こういった理由で関係が冷え込むケースも多々あります。
最悪な場合は離婚まで進んでしまうこともあるのです。
そんなときに犬がいると話が変わってきます。
共通の話題ができるからです。
今日はどんな様子だったのか、どんなことをしたのか、互いに休日が違ってもそんな会話で夫婦は盛り上がります。
夫婦のコミュニケーションの機会は比較できないほどに多くなります。
夫婦に共通の手間暇ができる
犬は飼育するのに手間がかかります。
食事を与えることも必要ですし、散歩にも毎日連れて行かなければなりません。
集団でいることを好む犬は一緒に行動したがります。
飼い主と触れ合うことを積極的に行います。
手間がかかる分、夫婦は相談しながら役割分担したり、互いに協力し合うことになります。
こうして犬は夫婦の絆を深めることに一役買ってくれるのです。
これは比較的飼育しやすい動物や放置していても構わない動物では難しいことです。
夫婦に共通の行事ができる
犬を飼うと近所の散歩だけでなく、遠出してドッグランに出かけたり、ドッグカフェに出かけたりする機会も多くなります。
遠くの公園に散歩に出かけることもあるでしょう。
自然と夫婦で行動し、出かけることも多くなるのです。
犬がいなければ休日は互いに好きなことに時間を費やしすれ違いが生じる夫婦も、犬を飼うと共同行動が増えてきます。
子供がいれば遊園地に出かけたり、キャンプに出かけたりと家族の行事が多くなるのと同じことです。
こうして夫婦はさらに絆を深めていくことになります。
夫婦に張り合いができる
子供のいない夫婦は互いに好きなことに時間を費やすことができます。
それはとても素晴らしいことです。
ですが、人間は自分の好きなことばかりしていると人生の張り合いが弱くなってきます。
特に夫婦としての張り合いはかなり貧弱になっていきます。
こういう場面では犬の存在価値はさらに高まります。
愛犬の成長は我が子の成長そのものです。
夫婦には共通して守るべきものが生まれ、働くことの意義が強まり、人生の充実感が変化していきます。
夫婦に張り合いが生まれてくるのです。
これはマンネリ化した夫婦間に新しい風を送り込んでくれるような感覚ですね。
まとめ
実際に犬を飼うということは大変なことです。
互いに仕事をしていたらなおさらです。
犬の飼育には手間も時間もかかってきます。
ですがその分だけ得るものも多くあります。
そのなかでも夫婦の絆を再度作りあげてくれることは重要です。
犬がいるだけで夫婦に活力を与えてくれるのです。
子供ができずに寂しい思いをしている夫婦には犬を飼うことをお勧めいたします。
必ず夫婦に笑顔をもたらしてくれます。
また、犬を飼い始めた途端に子供ができたという話もよく耳にします。
それは犬が夫婦の絆を深めてくれたからに違いありません。
犬は人間にとって特別な存在なのかもしれませんね。