冬になると一気に活性が下がり、釣れなくなるブラックバス。
全く釣れないというわけではありませんが、バスは水温3℃くらいからなら生息できるといい、それを下回ると特定の深い場所に集まる習性があります。
なので、真夏に爆釣だった場所でただルアーを投げてもつれるというわけではないんですね。
とはいっても、大きい固体などでは水温が低くてもエサを狙って水面下にくることが知られているので、冬はビックバスを狙いやすい季節ともいえるんです。
でも、久しぶりに釣りがしたくて、尚且つほぼ確実に釣りたいのであれば場所選びが重要になってきます。
場所というのは、水温の高いところがあれば最高ですね。
バスが快適に動き回る水温は、22℃くらいといわれていますが、水温10℃になると産卵の準備をするために動き回るといわれています。
水温10℃以上に上昇するのは季節でいえば、3月の下旬頃~4月に入ってからでしょう。
しかし、場所によっては常に温水が流れ込み、真冬でも水温が暖かい場所も存在します。
そこが狙い目というわけですね!
荒川には、そんな温水が流れる真冬でもブラックバスが普通に釣れてしまうポイントがあるので、ここではそのポイントをご紹介していきます。
最寄駅は「西高島平駅」|ポイントまで徒歩20分ほど
電車を利用してポイントに向かう場合は、最寄り駅は「西高島平駅」。
ここから少し遠いですが、徒歩20分程度の場所にあります。
ポイント周辺にはトイレやコンビニがありませんので、駅周辺で用を足してから向かいましょう。
温排水溝ポイント
温排水溝ポイントをグルーグルマップの航空写真で拡大にしてみました。
ポイントは水門が左右に一つずつありますが、画像右側の赤丸が付いているほうが温水が流れ込むポイントになります。
冷え込んだ日に行くと、ここの水面から湯気が出ているほどなんですね。
温かいせいか、カモちゃんがいっぱい水面に浮いています。
実際に私がここに来た時に、他で釣りをしている人に聞いたのですが、地元では有名スポットらしく冬でもブラックバスが釣れることで知られているとのことでした。
また、ブラックバス以外にも大きな魚影を多く見られますが、大型のコイもいっぱい泳いでいます。
バス狙いでルアーを投げていたら、ルアーでコイが掛かることも珍しくないという人も。。。
下方のテトラ地帯も狙い目
温排水溝ポイントの下方へ行くと、岸がテトラ地帯になっている場所があります。
このテトラ地帯は結構長く続き、ブラックバスの良ポイントとして知られています。
所々にヘラ師が作った足場があり、釣り人で賑わうポイントであることも伺えます。
テトラ地帯は、温水が流れる排水溝ポイントのちょうど真下にある為、水温も通常よりかは高いのでしょう。
そのため、冬でもブラックバスが良く釣れます。
真冬でもブラックバス釣りがしたい方、絶対に釣りたい方は、排水溝のある水門のところから下のテトラ地帯をじっくり攻めてみるといいでしょう。