全体がキラキラと輝く美しいブルーゴールドストーンのカボションをご紹介させて頂きます。
細かいラメをまんべんなく散りばめたように全体的が星のように輝いて見えるのが特徴です。
ただし、この美しいブルーゴールドストーンとは自然界に存在する天然石ではなく、人工的につくられた「人工ガラス」です。
パワーストーンアクセサリーでは人気があり、取り扱うショップも多くなっていますが、「絶対に天然の石じゃなきゃ嫌だ!」という方にはゴールドストーンはちょっと遠い存在かもしれません。
とはいえ、さすが人工石というような完璧なキラキラ効果が見られるパワーストーンは他にないので、是非一度は実物をご覧になっていただきたい石です。
ブルーゴールドストーンについて
画像のゴールドストーンに顔を近づけて、ジーっと見つめていると満天の星空に吸い込まれそうな感覚になりませんか?
星のように見える細かいものは、本当にごく細かいラメのようなものが多く内包していて、光が反射してキラキラ見えるのです。
なので、ゴールドストーンの角度を変えたりすると輝いて見えるんです。
一言でゴールドストーンといえばオレンジ色~赤っぽいものを指します。
人工ガラスではあるのですが、日本名で「茶金石(ちゃきんせき)」という名前が付けられています。
ブルーゴールドストーンは「紫金石(しきんせき)」といわれ、主にこの2カラーが主流といっていいでしょう。
ただ、現在では上記の2カラー以外にも他のカラーのものが流通してきています。
ちょっと調べてみると緑色のグリーンゴールドストーン(緑金石)というものがありました。
今後、さらなるカラーバリエーションが期待できます。
ブルーゴールドストーンは人工ガラス石ですが、正確には「アベンチュリンガラス」というものにあたります。
アベンチュリンガラス誕生のエピソードは有名です。
ガラス職人がとけたガラスの中に誤って細かい金属銅を落としてしまい、ガラスが固まったときにその金属銅がキラキラ輝いて見えたのです。
まさに画像のようなブルーゴールドストーンのような感じだったのでしょうか。
見え方はまた違ったかもしれませんが、一つだけいえる確かなことはゴールドストーンは偶然の発見によって誕生したということです。
アベンチュリンといえば、緑色のパワーストーンで有名なものがありますが、同じくキラキラ光る輝きを持っています。
ただし、アベンチュリンは人工石ではなく天然石です。
キラキラ光る姿がアベンチュリンガラスに似ていたことから、その輝きをアベンチュリンレッセンスと呼び、同じ輝きを持つ鉱物を「アベンチュリン」と呼ぶようになったのです。
なので、アベンチュリンという名前自体は正式名称ではありません。
アベンチュリンというパワーストーンは、このキラキラするタイプとそうでないタイプがあり、本物だ偽物だと色々と議論されていますが、本来のアベンチュリンとはこのゴールドストーン(アベンチュリンガラス)を指すといっていいでしょう。
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