南国の島、ドミニカ共和国に生息する淡いピンク色の貝殻を持つ「クイーンコンクシェル(ピンク貝)」を加工して作ったカボションです。
ピンク貝は大型の巻貝で、その名の通り”貝の女王”といわれる存在です。
色合いは全てがピンクというわけではなく、白とピンクの2色が混ざり合っているのが特徴です。
なんだかイチゴとミルクを混ぜ合わせたような色彩にも見えますよね!?
クイーンコンクシェル自体まだあまり知られていませんが、美しい色彩から急激に人気が高まってきています。
クイーンコンクシェルについて
クイーンコンクシェルは、綺麗な海に囲まれた島国のドミニカ共和国やバハマ諸島などに生息している大型の巻貝です。
ミルクを混ぜたような優しいピンク色が特徴であることから、日本名ではそのままピンク貝と呼ばれています。
パワーストーンとして「クイーンコンクシェル」の名前で流通しているのは、このピンク貝の貝殻を加工して作ったものです。
天然石(パワーストーン)として出回っていますが、鉱物ではなく貝の加工品となります。
同じく貝の加工品として出回っているパワーストーンでは「マザーオブパール(MOP)」が有名で、とても人気があります。
マザーオブパールとは、真珠を作ることができる貝の加工品を総称した呼び名ですが、多くは白蝶貝という種類の貝殻を加工したものが多いです。
クイーンコンクシェルも、インカローズ(ロードクロサイト)のように鮮やかで濃いピンクの天然真珠の「コンクパール」を作る貝で知られています。
そういった意味では、クイーンコンクシェルもマザーオブパールだといえなくはないですね。
ただ、クイーンコンクシェルは限られた場所でしか採れないので希少性の高い存在です。
高級な”貝の加工品”をお探しの方はクイーンコンクシェルを探してみるといいでしょう。
クイーンコンクシェルが生息する場所のひとつであるドミニカ共和国では、ラリマーという海模様がとても美しい鉱物も産出されています。
珍しく美しい鉱物に、貝、そして海とまさに南国の島国のイメージぴったりの場所ですよね。
クイーンコンクシェルはビーズ状に加工されたものも出回っており、画像のカボションのようにホワイトとピンクがバランスよく混ざり合った姿が見られます。
カボションをペンダントに加工して身に付けるのもいいですよね。
このように自然に色彩が混ざり合ったものは”天然そのもの”って感じでいいですよね。
関連記事
クイーンコンクシェルについて詳しく知りたい方はコチラも合わせてご覧ください。 ⇒ クイーンコンクシェル|パワーストーン・天然石の意味辞典