パワーストーンアクセサリーのストラップに「天使」をモチーフにしたストラップがあり、その可愛さから人気を呼んでいるようです。
私自身、天使をモチーフにしたストラップがあるということは以前から知っていましたし、実際にちょっと気になっている商品でもありました。
そこで今回は、天然石のパーツを集め天使のストラップを再現してみたいと思います。
作り方はいたってシンプルですが紐処理の部分などを目立たなくするなど、とにかく見た目にもこだわって作成していきます。
パーツさえ揃えればすぐに作れてしまうものなので、可愛らしいストラップをハンドメイドしたいという方は是非ご参考にしく頂ければと思います。
天使のストラップの必要素材について
まずは編み紐です。
ここで使用する編み紐は「蝋引き紐(ロウビキ紐)」という種類のものを使用します。
蝋引き紐について詳しく知りたい方はコチラをご覧ください。 ⇒ マクラメ編みに使う「蝋引き(ロウビキ)紐」を絶対的にオススメする3つの理由と特徴
編み紐の長さは50cmほどのものが1本あれば十分です。
そして天使の形を作るために必要な天然石パーツです。
・薔薇(ばら)の花をモチーフにしたビーズ×1個
・天使の羽の形をしたビーズ×2個
・10mm丸ビーズ×1個
・6mm丸ビーズ×1個
・4mm丸ビーズ×5個
画像では6mmビーズを多面カットしたものを使用していますが、基本的に上記に載せてある大きさのものが必要数あれば大丈夫です。
ちなみに、透明は水晶で黒色はオニキスという2種類のパワーストーンを使用しています。
水晶について詳しく知りたい方はコチラをご覧ください。 ⇒ クリスタル(水晶)|パワーストーン・天然石の意味辞典
オニキスについて詳しく知りたい方はコチラをご覧ください。 ⇒ オニキス|パワーストーン・天然石の意味辞典
薔薇モチーフのビーズは「薔薇ビーズ 天然石(パワーストーン)」と検索すれば色んな種類のものが出てきます。
その薔薇ビーズにも様々なものがありますが、今回のストラップを作るには高さが1.5cm以上のものを選ぶようにしてください。
これはスカートに見せる部分に使用する為、あまりに高さが低いものだと見た目が残念になってしまいます。
羽をモチーフにした天然石ビーズは「天使の羽 ビーズ」で検索すればいろんな種類のものが見つかるはずです。
ちなみにこの画像で使用しているものは1.5cmの羽ビーズですが、このビーズに関してはもう少し大きくても大丈夫です。
ですので、長さは1.5~2.0cmのものから選ぶといいでしょう。
オペロンゴムとビーズにゴムひもを通すワイヤーです。
これは15センチほどあれば十分です。
オペロンゴムを購入するときは、必ず「針ワイヤー」が付いているか確認し、付いていないのであれば別途で購入するようにしましょう。
天使ストラップを作成していきます!
まずはストラップの留め部分の作成です。
この長さは、ご自身のお好みの長さで決めてください。
ハンドメイドなので、長くも短くも好きに調整できますね。
長さを決めたらその部分でセロハンテープで固定して、「つゆ結び」を2回します。
つゆ結びの編み方についてはコチラをご覧ください。 ⇒ 綺麗めマクラメ(編み込み)アクセサリー作成に大活躍の「つゆ結び」の編み方
これでストラップをものに取り付ける輪の部分が完成です。
ここから天然石を取り付け”天使”を作っていきます。
まずは10mmビーズに編み紐2本とも通して結び目の部分まで持ってきます。
そして薔薇ビーズに編み紐を左右交差するように通します。
薔薇ビーズを10mmビーズのすぐ下まで持ってきてください。
そのとき10mmビーズと薔薇ビーズの間を、少しあけるようにします。
※本当に少しで大丈夫です。
その隙間に編み紐を左右1回ずつグルっ!グルっ!と巻いて締め付けてください。
左右1回ずつ巻いて締め付けたらそこで「ひと結び」1回して固定します。
ひと結びは1回しかしないのでかなりきつく締め付けてください。
そして余分な編み紐は切り取って熱処理で綺麗にします。
蝋引き紐の熱処理の方法はコチラ! ⇒ 蝋引き(ロウビキ)紐の端末処理はライターより「はんだごて」が断然簡単で綺麗に仕上がる
上記の参考リンクでは「はんだごて」を利用した方法をご紹介していますが、「ライター」でもできます。
※ライターで熱処理する方が一般的。
これで頭とスカート部分の完成です!
後は、羽と手の部分を作成していきます。
オペロンゴムに各ビーズを、6mm⇒4mm⇒4mm⇒天使の羽⇒4mm⇒天使の羽(※向き注意!1枚目と同じ向きで!)⇒4mm⇒4mmの順でつけていきます。
そして縛ってリングを作ります。
末端部分は6mmビーズの横に来るので、6mmビーズの中に入れて目立たなくしましょう。
ちなみに、羽と手の部分はこれで完成です!
あとは、ストラップの上から作成したリング状の「羽と手」を上から通して丸点線の部分に取り付けてください。
これで天使をモチーフにしたストラップの完成です!
この画像では透明の水晶に黒のオニキスと、シックかつエレガントな感じに出来上がっていますが、使う天然石のカラーによってイメージが全く変わってきます。
結び目は「つゆ結び」を部分しか見えないので、かなりすっきりとした綺麗な仕上がりです。
天使のストラップは検索するといくつか種類がありますが、その中でも薔薇ビーズをスカートとして見せるこのデザインが一番「天使!」って感じがします。
自分の好きな天然石(カラー)を集めて、自分だけの「天使」を是非作ってみてください!