アポフィライトは、クリスタルのような美しい結晶から人気の高いパワーストーンとなっており、色彩は多く存在しますが、代表的なのは無色透明・オレンジ色・グリーン色あたりでしょう。
この中でも特にグリーン色のアポフィライトは希少性が高く、人気も断然高いカラーとなっていて、アポフィライトといえばグリーンのパワーストーンを連想させるほどです。
このページでは、アポフィライトについて詳しく説明していきます。
アポフィライトについて
アポフィライトは構成する成分に違いが見られることから、「ハイドロキシ」「ナトロ」「フルオ」の3種類に分けられる鉱物で、多く出回っているのが「フルオ・アポフィライト」となっています。
多くのカラーバリエーションを持つ鉱物であり、無色透明からピンク色や黄色、グリーン色など多彩なアポフィライトがこれまでに見つかっています。
基本的にアポフィライトはクリスタルのような先の尖った結晶を作るため、無色透明のものはクリスタル(水晶)と見間違えるほどです。
しかし、水晶は六角柱に結晶を作るのに対し、アポフィライトは四角柱に結晶を作るという決定的な違いがあります。
六角柱や四角柱は、”えんぴつ”をイメージしていただけると分かりやすいと思いますが、この形以外にも四角いキューブ型に結晶を作る珍しいアポフィライトも発見されています。
アポフィライトは世界各国で発見されていますが、高品質のものが採れるのはインドや南アフリカです。
特にここで産出される緑色のアポフィライトはとても貴重で、人気が高いものとなっています。
アポフィライトの多くは「原石」として出回っています。
美しいアポフィライトを、部屋に置いたりして”見て楽しむ”インテリアとして活躍してくれるでしょう。
アポフィライトの意味・歴史
アポフィライトの石言葉
- 平常
- 維持
- 健康
- 浄化
アポフィライトの歴史・伝説
アポフィライトの名前の由来はギリシア語で「取れやすい」や「すぐに取れてしまう」などを意味する単語に「葉っぱ」を組合わせた”apophylliso”から付けられた名前だとされています。
熱に非常に弱く、熱すると水分が蒸発して細かく崩れてしまう性質があるため、この性質が名前の由来になっているのではないかといわれています。
アポフィライトは日本名で「魚岩石(ぎょがんせき)」と呼びますが、これは石の輝きが魚の目のように見えるということが由来だとされています。
アポフィライトの効果やエネルギー
- 健康維持
- 平常を保つ
- リラックスや癒しの効果
アポフィライトはこんな方におすすめ!
アポフィライトは、汚れた空気や悪いエネルギーを綺麗に浄化し、悪いものを取り入れないことで常にありのままの自分でいられるようサポートしてくれるパワーストーンだといわれています。
周囲に流されやすい人は、遠慮がちな方にいい影響のあるパワーストーンだといえます。
また、この効果は心身の疲れを癒しリラックスの効果をもたらすともいわれます。
日々疲れを感じている方や、怒りっぽくなってしまっている方は是非アポフィライトをお守りとして原石を部屋に置いたり、アポフィライトを使用したアクセサリーを身につけてみるといいでしょう。
アポフィライトの浄化・お手入れ方法
クラスター
さざれ石 |
太陽光
(日光浴) |
月光
(月光浴) |
塩 | 水 | セージ |
○ | × | ○ | × | × | ○ |
太陽光・塩・水に弱いので、日光浴と塩と水を使った浄化は避けるようにしてください。
硬度が低いパワーストーンなので、衝撃には注意が必要です。
アポフィライトの鉱物データ
英名 | apophyllite(アポフィライト) |
和名 |
魚岩石(ぎょがんせき) |
主な産出地 |
インド、南アフリカ共和国など |
主な色彩 |
無色透明、白色、ピンク色、黄色、褐色、緑色など |
モース硬度 | 4~5 |
比重 | 2.30~2.50 |
光の屈折率 | 1.54~1.55 |
組成・構成 |
KCa4、(F、OH)│Si8O20|8H2O |
結晶系 | 斜方晶系 正方晶系 |
へき開性 | 一方向に完全 |
アポフィライトとの効果的な組み合わせ
アポフィライトを使用した効果的な組み合わせ一覧表です。
アポフィライト + アベンチュリン |
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