べっ甲|パワーストーン|天然石の意味辞典


スポンサーリンク


Pocket

「べっ甲(べっこう)」というと「べっこう飴」が有名で、この言葉を聞いた事があるというかたは多いはずです。

このべっ甲の正体って何なのかご存知の方はいますでしょうか?
実は、べっ甲とは暖かい海に棲むウミガメの一種である「タイマイ」というウミガメの甲羅です。

そのウミガメの甲羅で作った装飾品があまりにも美しかったため世界中に広まったものなのです。
べっこう飴とは、このウミガメの甲羅で作った装飾品に似ていたから付けられた名前だったのですね。

ここでは、べっ甲について詳しく説明します。

 

べっ甲について

漢字で書くと鼈甲(べっこう)と、とても難しい字で書くので通常は「べっ甲」と表記されている場合がほとんどです。

色彩は黄色から赤や褐色が混ざり合う、まさに琥珀色のような色彩が魅力的です。

「べっこう飴」という商品ネーミングから聞いた事がある方もおおい名前だと思いますが、装飾品で使われる真のべっ甲って何なのか気になりませんか?

実は、ウミガメの一種である「タイマイ」というカメの甲羅を加工したものがべっ甲なのです。
タイマイは暖かい熱帯地方のみに生息しているため、日本では見られない種類です。

パワーストーンとして紹介していますが、実は鉱物ではなく、ウミガメの甲羅を加工したものだったんですね。

古くから工芸品として使われてきたべっ甲は、現在では装飾品やパワーストーンアクセサリーでも出回る存在となっていますが、ワシントン条約により貿易が禁止されてしまったため、希少価値の高いものとなっております。

 

べっ甲の意味・歴史

べっ甲の石言葉

  • 未来
  • 予知
  • 生命力

べっ甲の歴史・伝説

べっ甲は、古くから簪(かんざし)など工芸品として親しまれてきました。
日本でも親しみの深い存在でもあるのです。

現在ではネイルにも使用されるなど、若い世代からも人気があります。

べっ甲は、タイマイというウミガメの一種の甲羅を加工したもので、熱帯地方にしか生息しません。

現地ではタイマイを食用として捕獲したり、甲羅が高値で取引されたりすることもあり、乱獲されることもありました。

そして、1992年にワシントン条約により日本に輸入することを禁止されています。

そのため、現在では希少価値の高い存在となっています。

 

べっ甲のヒーリング効果やエネルギー

  • 予知能力
  • 1歩2歩先を考えて行動する

べっ甲はこんな方におすすめ!

べっ甲は、未来を予知することができるパワーがあるため、身に付けると一歩2歩先を常に考えて行動できるようになる「先手の石」や「予知の石」などと呼ばれることがあります。

常に他人より先を見越して行動し、自分優位で物事を進めたいという方にお勧めのパワーストーンです。

 

べっ甲の浄化・お手入れ方法

クラスター

さざれ石

太陽光

(日光浴)

月光

(月光浴)

セージ

希少価値が高まっているという観点から、塩や水の浄化は避けたほうがいいでしょう。

硬度は高いパワーストーンなので、安心してアクセサリーとして身につけることができるでしょう。

 

べっ甲の鉱物データ

英名 tortoiseshell(トータシェル)
和名

鼈甲(べっこう)

主な産出地

主な色彩

黄色、赤色、赤褐色、黒など

モース硬度 7~7.5
比重
光の屈折率
組成・構成
結晶系
へき開性 なし

スポンサーリンク