お風呂に入るとき、皆さんは「全身浴」ですか?
それとも「半身浴」ですか?
普通は全身欲で、たまに半身浴で入るという方もいるかもしれませんね。
一時期、お風呂は「半身欲が健康的」というのが話題となり、半身浴=健康にいいというのが広まったこともありました。
私はお風呂が好きで、入るときは必ず首の下までつかる「全身浴」で、半身浴では入ったことが一度たりともありません。
せっかくお風呂にはいるのに半身だけという発想がもともとないんです(笑
ただ、健康にいいといわれる半身浴と具体的に何が違うか疑問ですよね?
そこで、全身浴と半身浴の違い、効果について書いていこうと思います。
全身浴と半身浴の違い
全身浴とは、首までつかる入浴で頭だけ出ているって感じですね。
私はいつもこの全身浴です。
半身浴とは、一般的にミゾオチ部分より下までつかる入浴方法です。
なんか、半身浴といったら綺麗なモデルさんなんかがCMで入っているのをイメージしてしまいます。。
確かに、健康的な感じはしますね。
この二つの目に見えた違いって言うのは、「水量」だけなんですね。
では、水量が違うだけでどれだけの違いがあるのでしょうか。
圧倒的「水圧」
全身浴は首まで、半身浴はミゾオチ部分まで。
たかだか数十センチの水かさしかありませんが、実は体にかかる水圧にかなりの違いがあるのです。
全身浴
お風呂を一番気持ちよく入ることが出来るのは、やはりこの全身浴でしょう。
深くお風呂につかるだけで、とてもリラックス感が得られ、まさに至福の時って感じですよね!
全身浴で注意しなくてはいけないのが、上記で書いた水圧ということになります。
首の下までつかることで、心臓や肺が水圧で押され血液の循環が急激に良くなるといいます。
循環が良くなるのは確かにいいことでもあるんですが、急激に循環が良くなると心臓に負担が掛かってしまいます。
なので、高血圧の方は注意しなくてはいけません。
とはいっても、全身浴で入りたい方も多いでしょうから、高血圧が気になる方は長時間の入浴は注意するよう心がけるといいでしょう。
最近では、全身浴ダイエットというのが話題のようで、全身つかることでかかる水圧の影響で、カロリーの消費量がかなり多いみたいなんです。
その結果、全身浴はダイエット効果が高いともいわれているんです。
半身浴
ミゾオチしたまでしかつからないことで、心臓や肺に負担がかからないようにしたのが半身浴です。
負担がかからない分、長時間の入浴も気にせずに出来るのが半身浴のいいところ。
一見、肩が完全に出てしまっているので「寒そう・・・」「入っている気がしない」というイメージもありますが、長い時間入浴することで芯から温まることが出来ますよ。
また、主に半身のみに水圧がかかることで、足に滞りしがちな血液の循環を良くし、心臓に戻すこともできるんだそうです。
なので、冷え性や足のむくみの解消にも繋がるんですね。
むくみが解消するということは、美容にも効果的だといえますよね。
モデルさんが半身浴で入っているイメージが強いのはこの為なのかもしれませんね。
高血圧や高年齢の方にも半身浴はお勧めの入浴法なんです。
とはいっても、お風呂は「至福に感じる大切な時間」ですから、無理な入浴方法はあまりせず自分が本当に好きな入り方で入浴するのが一番なのかもしれませんね。