ダイヤモンドのような美しい輝きを持つことで知られるダンビュライト。
実際に、ダイヤモンドの代用品として利用される鉱物でも有名で、ガラスのような光沢が特徴的なパワーストーンです。
色彩は透明色や白色が多く出回っていますが、その他にも多くのカラーを持つ鉱物です。
このページでは、ダンビュライトについて詳しく説明していきます。
ダンビュライトについて
ダンビュライトは、ダイヤモンドのような輝きを見せる鉱物として知られ、その美しい輝きはまるでガラスの表面のように綺麗であることがダンビュライトの特徴の一つです。
この独特の光沢を持つことで、ダイヤモンドのような輝きを放ちます。
そのため、ダイヤモンドの代用品として利用されるほどの鉱物なのです。
ダンビュライトの多くはクラスターポイントといって、剣状の結晶がいっぱい集まっていいるものの一部を取り除いたものが多く出回っています。
ポイントを見ると、この鉱物の最大の特徴が人目で分かるはずです。
それは、鉱物にくっきりと入った縦に走る線があまりに特徴的であることが確認できます。
無色透明なものであっても、この縦の線の有無で水晶と見間違うことはまずないでしょう。
また、ダンビュライト原石の一部に虹色の輝きを見せるものも多く、この石の最大の特徴といってもいいでしょう。
無色透明が多いダンビュライトですが、透明色の他にもピンクや赤紫、黄色といった温かみのあるカラーバリエーションがあります。
縦の線のおかげで水晶と見間違うことはありませんが、結晶がトパーズと良く似ている為、トパーズと見間違うことが多い鉱物で知られます。
ダンビュライトの意味・歴史
ダンビュライトの石言葉
- 癒し
- 安らぎ
- 調和
- 冷静
- 判断力
ダンビュライトの歴史・伝説
ダンビュライトの名前の由来は、最初に発見されたのがアメリカのコネティカット州にあるダンビュリーという地名に因んで付けられました。
また、ダンビュライト以外にダンブライトとも呼ばれることがあります。
実はダンビュライトは世界各国で産出が確認されている鉱物で、日本でも産出される鉱物です。
日本では九州で産出されることで有名ですが、内包物が多いためジュエリーとしての価値は他の産地に比べて低い傾向にあります。
一見、クリスタルに良く似た姿かと思いますが、実はガラスのような艶を持った美しい鉱物なのです。
このガラスのような艶や光沢はダイヤモンドの輝きに良く似ていることから、ダイヤの代用品として利用される鉱物となりました。
ダンビュライトは、ホウ素を多く含む鉱物で知られます。
ホウ素を含む鉱物といえばトルマリンなどがありますが、ダンビュライトのは特に含有量が多い珍しい鉱物なのです。
ですが、産出量が極めて少ないため、レアストーンとして扱われています。
ダンビュライトやエネルギー
- 強力な浄化作用
- 深い癒しやリラックスの効果
- 常に冷静さを忘れない
- 感覚を研ぎ澄ませ判断力を格段に高める
ダンビュライトはこんな方におすすめ!
ダンビュライトは、強力なまでの癒しの効果や浄化作用をもたらすパワーストーンといわれ、マイナスのエネルギーを綺麗にしてくれるといいます。
現状を変えたい、流れを変えたいと願う方にダンビュライトはぴったりのパワーストーンです。
また、冷静さや究極までの判断力をもたらしてくれるパワーストーンでもあります。
何かに集中したいときや、考えることが場面が多い方が身に付けるといい影響をもたらしてくれるでしょう。
ダンビュライトの浄化・お手入れ方法
クラスター
さざれ石 |
太陽光
(日光浴) |
月光
(月光浴) |
塩 | 水 | セージ |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
全ての浄化に適しています。
水晶は自分自身を浄化する「自浄作用」がとても強いパワーストーンです。
ですので、小まめに浄化する必要はありません。
ダンビュライトの鉱物データ
英名 | danburite(ダンビュライト) |
和名 |
ダンブリ石 |
主な産出地 |
アメリカ、メキシコなど |
主な色彩 |
透明色、白色、ピンク色、黄色、赤紫色など |
モース硬度 | 7 |
比重 | 2.96~3.30 |
光の屈折率 | 1.62~1.63 |
組成・構成 | Ca、B2Si2O8 |
結晶系 | 斜方晶系 |
へき開性 | なし |