ハーキマーダイヤモンド|パワーストーン・天然石の意味辞典

ハーキマーダイヤモンド

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ハーキマーダイヤモンドとは、アメリカのニューヨーク州にあるハーキマーのみで産出される「水晶」のうち、他の水晶とは比べ物になら内ほど美しい透明度を持つものを指します。

産出時に見せるあまりの美しさが理想や夢を呼び起こすような感覚を抱かせてくれることから「ドリーム・クリスタル」とも呼ばれます。

光を通す透明色が美しい水晶ですが、その中でも一段と美しい姿が見られるのがハーキマーダイヤモンドなのです。

このページでは、ハーキマーダイヤモンドについて詳しく説明していきます。

 

ハーキマーダイヤモンドについて

ハーキマーダイヤモンドとは、アメリカのニューヨーク州にあるハーキマーの鉱山で産出される水晶だけに特別名づけられた名前です。

名前にダイヤモンドとあるので、名前だけ見るとダイヤモンドの種類か何かだと思うはずですが、ハーキマーダイヤモンドとはダイヤではなく「水晶」です。

では、なぜダイヤモンドと呼ばれるのか疑問に思いますよね?
実はハーキマーで採れる水晶は、他のどこで産出される水晶よりも透明度が高く、結晶の両端が尖った(とがった)形状をしていることから、何も加工していない状態でも強い輝きが見られるのです。
この姿がダイヤモンドをイメージさせるほど美しかったことから、「ハーキマー・ダイヤ」と呼ばれるようになったのです。

また、ハーキマーダイヤモンドは独特の光沢が見られるのも特徴であり、美しさの一つでもあります。
この光沢の原因は、ハーマキーで採れる水晶だけにみられることから、特殊な環境下で作られたのと、何かの物質を微量に含むためだと考えられています。

それにしても、水晶って無色透明なパワーストーンで有名ですが、透明色にも「透明度」の強弱があるとは考えたこともありませんでした。
実際にいろんな水晶を並べてみると、透明度の強弱がよく分かるんです。
特に大きい結晶だと一目瞭然でしょう。

鉱物は大きい結晶だとクラック(ひび)やインクルージョン(内包物)がどうしても多くなります。
それはハーキマーダイヤモンドも同じです。
ですので大きな結晶のハーマキーダイヤはとても貴重な存在として扱われるのです。

ハーマキーダイヤはとても貴重なパワーストーンであるが故、他の透明度の高い水晶を偽って流通することも少なくありません。
しかし、「ハーキマー」とは地名をあらわすことから、アメリカのニューヨーク州にあるハーキマーで取れたものしか「ハーキマーダイヤモンド」とは呼べないといえます。

 

ハーキマーダイヤモンドの意味・歴史

ハーキマーダイヤモンドの石言葉

  • 万物の調和
  • 才能開花

ハーキマーダイヤモンドの歴史・伝説

ハーキマーダイヤモンドは、アメリカのニューヨーク州にあるハーキマーのみでしか産出されない「特別な水晶」に名づけられた名前です。

独特の光沢に、透明度、輝きが他のどの産地の水晶よりも美しく、ダイヤモンドと思ってしまうような姿をしていることから付けられた俗称です。

ですので、名前のダイヤモンドはダイヤのような姿に見立てて付けられたもので、実際は水晶と変わりない鉱物です。

名前の由来はハーキマーという地名から付けられており、この地域だけでしか取れない特別なものだということが伺えます。

この地域で発見される水晶は、太古より地層を形成してきた「ドロマイト」と呼ばれる鉱物の内部に結晶を作ります。
その内部に結晶させた水晶はとても幻想的で、欲しいものを見つけたかのような感覚だったといいます。
このことからハーキマーダイヤモンドと呼ばれると共に「ドリームクリスタル」とも呼ばれるようになりました。

ちなみに、ハーキマーダイヤモンドが産出されるドロマイトという鉱物のある地層は、約5億年前のものだといわれています。
5億年前はまだニューヨークは海の中に沈んでいた時代だといわれ、その頃に形成されたものだと考えられているのです。

ハーキマーダイヤモンドのほとんどはドロマイトと呼ばれる地層から切り離された「ポイント」と呼ばれる姿で流通していますが、原石そのままの状態で楽しみたいならドロマイトにくっ付いたままのものがお勧めです。

ただ、ドロマイトにくっ付いているものは、一度切り離されたものを後から接着して観賞用に作られたものがほとんどとなっています。

 

ハーキマーダイヤモンドやエネルギー

  • あらゆる物事に調和できる
  • 才能を開花させる
  • 夢を実現させる

ハーキマーダイヤモンドはこんな方におすすめ!

ハーキマーダイヤは、夢を現実にするパワーを持つ鉱物だといわれます。
よく市販で売られているハーキマーダイヤモンドは、結晶の両端がとがった形の「ダブルポイント」と呼ばれる形状のものがほとんどです。

この形状が「種」をイメージさせ、それがやがて芽を出し花を咲かせるかのように持ち主を成功へと導いてくれるといいます。

また、内に眠る潜在的な能力を開花させたり、引出してくれるパワーがあるともいわれます。

成功や才能開花のお守りの一つとして、ハーキマーダイヤモンドを部屋のどこか一箇所に飾っておくのもいいかもしれませんね。

 

ハーキマーダイヤモンドの浄化・お手入れ方法

クラスター

さざれ石

太陽光

(日光浴)

月光

(月光浴)

セージ

全ての浄化に適しています。

水晶は自分自身を浄化する「自浄作用」がとても強いパワーストーンです。
ですので、小まめに浄化する必要はありません。

 

ハーキマーダイヤモンドの鉱物データ

英名 harkimer diamond(ハーキマーダイヤモンド)
和名

ハーキマー水晶
両剣水晶

主な産出地

アメリカのニューヨーク州にあるハーキマーのみ

主な色彩

透明

モース硬度 7
比重 2.65
光の屈折率 1.54~1.56
組成・構成 SiO2
結晶系 六方晶系
へき開性 なし

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