バーダイトは、エメラルドグリーン色のような深く鮮やかな緑色をしていて、その緑色を中心に様々な色彩が混ざり合っている芸術的カラーが美しいパワーストーンです。
パワーストーンとしては知名度は低く、目を惹くような美しいエメラルドグリーンの色彩をしているにもかかわらず見落とされがちな隠れた傑作ともいえる存在です。
緑色がお好きな方、グリーンカラーのパワーストーンをお探しの方はバーダイトを一度チェックしてみてください!
欲しかった名作に出会えるかもしれませんよ!
このページではバーダイトについて詳しく説明していきます。
バーダイトについて
バーダイトは、南アフリカの限られた場所でしか産出されない貴重な鉱物です。
エメラルドグリーンの発色がとても美しいにも関わらず、見落とされがちなのは、貴重な鉱物であるが故に市場に出回る機会が少なく、取り扱いショップがほとんどないので当然人目に触れることが無かったことが一つの原因と考えられます。
産出国が南アフリカということもあり、「アフリカン・ジェイド(翡翠)」という名で流通していることがあります。
名前にジェイド(翡翠)とありますが、実際には翡翠とは全く異なる好物で、フックサイトというクロム白雲母を主体にクォーツや緑泥石などが混ざり合ってできたものです。
主体である”クロム”という成分は、エメラルドの発色原因と全く同じ物質で、バーダイトとエメラルドは同じ成分による”緑色”の発色なんです!
このことからも、バーダイトが高級なパワーストーンであることが分かりますね!
見た目が翡翠そっくりなことからアフリカンジェイドと呼ばれますが、確かに翡翠のように見えなくも無いです。
が、実際にはロシア産のアマゾナイトだったり、ターコイズをグリーン色にした様な姿といったほうが近いような気がします。
また、小さい6mm以下のサイズのバーダイトではクリソプレーズのような綺麗なアップルグリーン色だったり、エメラルドそっくりなカラーを見せるものが多くあります。
安定して美しいエメラルドグリーンの発色を楽しみたいという方は、6mmサイズくらいのバーダイトがいいかもしれません。
もちろん、それ以上のサイズのものでも美しいグレードのものは多く出回っていますよ!
産出国がアフリカのごく一部のみで、エメラルドと同じ発色原因の貴重で高級なパワーストーンなので、かなりの高価で取引されるものだと思うかもしれませんが、実はバーダイトは非常に「安価」なパワーストーンなのです!
綺麗なグリーン色のパワーストーンをお探しの方は、バーダイトをチェックしてみることを是非おすすめします!
安さの秘密
安価な理由としては硬度の低さが挙げられます。
通常、ジュエリーとなるとモース硬度7以上(硬度10のダイヤモンドが最大)のものがほとんどですが、バーダイトは硬度2~4とかなり低いです。
もし、モース硬度が高い鉱物であったならかなりの価格で取引され、世界中になを轟かせていたであろう存在だったはずです。
バーダイトの意味・歴史
バーダイトの石言葉
- 深い癒し
- 調和
- 縁結び
- 絆
- 友情
バーダイトの歴史・伝説
バーダイトの名前の由来は、”緑”を意味する「vardant」から付けられた名前だといわれています。
南アフリカ共和国のジンバブエでのみ産出される貴重な鉱物です。
古くから知られる鉱物の一つで、なんと約30億年以上も前に既に形成されていた太古からの贈り物だといわれている、まさに地球の”記憶”を取り込んだともいえるパワーストーンなのです。
バーダイトは時にヴァーダイトと表記されることもあり、産地がアフリカであることと翡翠にそっくりな色彩だったため”アフリカン・ジェイド”と称されています。
また、産出国のアフリカでは美しい貴重な緑色をしたバーダイトを”アフリカン・ゴールド”と呼び、貴重な存在として扱われているそうです。
バーダイトによるヒーリング効果やエネルギー
- 深い癒しの効果
- リラックスや疲れを感じている方にオススメ
- 最高の人脈を築き上げる
- 夫婦や恋人同士の絆を深める
バーダイトはこんな方におすすめ!
バーダイトは、見ているだけで疲れが飛んでしまいそうな大自然を思わすグリーン色からヒーリングストーンとしてコレクターの方たちに人気のあるパワーストーンです。
緑色のパワーストーンは全般的にいえますが、見ると本当に疲れが取れリラックス効果をもたらしてくれるような感覚があります。
バーダイトの様に深い緑色だと、この効果もより一層強くなります。
ですので、日々の仕事で疲れを感じている方や癒しが欲しいという方、ストレスを解消したいという方にもいい影響を与えてくれるでしょう。
また、バーダイトは人と人を結ぶ”縁結び”のパワーが強い石といわれます。
ビジネスでは、よい人脈を築き上げるためのお守りとして有効で、友達同士では”友情の証”に、恋人や夫婦同士で身に付けると、絆をより深めることができるといわれます。
ペアアクセとしてもバーダイトはオススメです!
バーダイトの浄化・お手入れ方法
クラスター
さざれ石 |
太陽光
(日光浴) |
月光
(月光浴) |
塩 | 水 | セージ |
○ | △ | ○ | △ | △ | ○ |
紫外線、塩、水は品質の低下を招く恐れがあります。
日光浴や塩を使った浄化、水浴は避けたほうが無難です。
高度がとても低くもろいパワーストーンなので、衝撃には十分な注意が必要です。
バーダイトの鉱物データ
英名 | verdite(バーダイト) |
和名 |
緑雲母(みどりうんも) |
主な産出地 |
南アフリカ共和国 |
主な色彩 |
緑色 |
モース硬度 | 2~4 |
比重 | 2.76~3.01 |
光の屈折率 | – |
組成・構成 |
フックサイトを主成分に持ちます |
結晶系 | – |
へき開性 | – |
バーダイトとの効果的な組み合わせ
バーダイトを使用した効果的な組み合わせ一覧表です。
バーダイト + アラゴナイト |
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