理想とされる上司が持つ上司力やマネジメント能力とは何か考えてみる


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過去私は何回も退職と再就職を繰り返しました。

ある会社では中間管理職を任され部下数十人をまとめてきました。
平社員から初めて役職者になった時は鼻息だけ荒く、空回りしていた時期がありました。

若い頃は、気に食わないアルバイトをクビにしたり、上司に反抗したこともあります。
人を傷つけ、上司を悩ませて来た自分は数えきれない失敗を繰り返し、傷つき、反省し、そんな経験から「素晴らしい上司論とは」を自ら研究して試行錯誤、実践してきました。

そんな上司論の一部をここで紹介していきます。

部下を成長されることが出来れば自分が楽できる事実

「部下の行動により責任を取らされこともあるので部下に仕事を任せられない」

過去にそういう人がいました。そんな部下は仕事を任せてもらえない事について半分諦めています。

上司である自分だけが忙しい思いをして、膨大な仕事を抱えてしまい部下を監視することも疎かになります。

上司7割、部下3割。
結果100%出来ているからよいという考え方は、会社の為、自分の為には全くなっていません。

役職者はドシドシ仕事が増える物です。自分の首を絞めることになります。

ステップアップを目指すには、部下を成長させて自分の仕事を任せるよう人材を育てなくてはなりませんね。

 

どんどん部下に教える大切さ

「一回で覚えなさい」「何回も聞くな」「この前教えたけど」は部下をダメにする?!

「自分の特技は暗記でした」なんて人は楽勝に仕事を覚えることが出来ると思いますが、ただでさえ上司の前では緊張します。教えられるとパニックになり頭が真っ白になる人もいます。

仕事は一回で覚える姿勢は大切ですが、一回で覚えられない人は沢山います。
緊張すると失敗し、リラックスすると成功する経験はありませんか。

部下に仕事を教える時は必ずリラックスしているかを確認します。
「わからないことがあったら何回も聞きなさい」、と一言安心させます。
そして目を見てしっかり教えます。確認しながら丁寧に仕事を教えます。

 

教えた後の理解力テスト「質問責め」

本当に理解できているか「質問をする」事をおすすめします。
名付けて「目の検査方式」。

大きい「Ⅽ」がみえたらレベルの高い小さい「ⅽ」を選択します。
つまり質問の内容を少しずつ難しくします。

理解力を試し、不明な点ががあればどんどん質問をしてくるように促します。

そこに時間をかけても絶対に損はありません。
部下に仕事を教えるのは、自分への投資です。

冒頭で、自分が楽をするといいましたが、楽ではなく、ワンランク上の仕事をするという事です。
そしてその部署の底上げを図ります。

自分が今まで部下にさせていなかった仕事を部下におろし、上司はその部署を俯瞰(ふかん)してみる。

いままで見えない景色がここで見えることになり、新な発見ができます。
そして部下の成長は会社の体力となり、様々な難局を乗り越えることができる素晴らしい人材になります。離職率を減らし、会社の業績を上げるには

「部下のレベルをどれだけ上げられるか」が重要になります。


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