風景画!?完璧な植物模様をもつパワーストーン「デンドライト・ジャスパー」の魅力


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天然石には様々な模様がありますが、中にはとても自然にできたとは到底思えないほど見事なものが存在します。

鉱物コレクターから非常に人気の高い石である「デンドライト」は芸術過ぎる模様を持つ石として有名です。

 

最近、このデンドライトジャスパーのカボションをいただいたので、画像と共にこの鉱物の魅力を書いていきたいと思います。

デンドライトとは?

デンドライトとは、鉱物そのものの名前ではなく石の中に植物のように見えるインクルージョン(内包物)が入り込んでいるものを総称した呼び名です。

ですので、鉱物に関係なく内部に植物のように見える模様が入っていれば基本的にデンドライトと呼べる石だということになります。

 

デンドライトの模様をはじめて見る方は、おそらく人工的な技術を用いて鉱物の内部に取り入れたのだろうと思われることでしょう。

それほど完璧な植物の模様が現れるこのもあるのです。

 

しかし、デンドライトの模様は人口的に作られたものではなく、自然が作り出した天然ものなんです。

100%天然にも関わらず見事な模様を持つが故、鉱物コレクターから人気が高いのですね。

 

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デンドライトの植物の模様を作っているものは「金属イオン」なんです。

溶けた金属イオンが鉱物の隙間から入り込み、徐々に沈殿していく過程でこのような芸術的な模様となるのです。

 

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デンドライトは主に、水晶やアゲート、ジャスパーに多く見られます。

このページの画像のものは全て「デンドライト・ジャスパー」とよばれ、ジャスパー(碧玉)に模様が現れているものです。

 

ジャスパーは不純物が多い鉱物のため、石の表面に植物の模様が書かれたように現れるのが特徴です。

逆に透明度の高い水晶タイプの「デンドライト・クォーツ」は、石の中にこの植物模様が入り込み、水中に植物が生い茂っているかのように見えるので、このタイプも見物です。

 

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この画像のように風景画のように見えるものを「ピクチャーストーン」などと呼ぶことがあります。

ジャスパーは不純物が多い故に、多くの模様が見られる鉱物でもあるので、それが大変魅力的なものとなって現れていることも少なくないのです。

 

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よく見れば見るほど天然ものとは思えないほど完璧な植物模様ですよね!?

デンドライトジャスパーは、画像のように昔の風景画のようなものが多く出回っているので、こういった模様がお好きな方は、色々と見て回ってみるといいですよ。

 

また、水晶の中に模様が入ったデンドライトクォーツは、ビーズ状に加工されたものが出回っているのでブレスレットなどにも利用できます。

「完璧な植物模様」のパワーストーンが欲しいという方は、デンドライトがお勧め!

 

一つ一つ模様がかなり異なるので、その中から自分のお気に入りのものを見つけ出してくださいね!

 

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デンドライトについてもっと詳しく知りたい方はコチラも合わせてご覧ください。
⇒ デンドライト|パワーストーン・天然石の意味辞典

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