アクチノライト|パワーストーン・天然石の意味辞典

アクチノライト

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放射状に結晶を作る珍しい鉱物であるアクチノライト。

普通、”鉱物”って聞くと外に落ちているようなゴロンとして硬いものをイメージしますよね。

 

しかし、アクチノライトはまるで細長い結晶が無数に伸び、その姿はまさに”繊維”にも見える興味深い鉱物なのです。

ここでは、アクチノライトについて詳しく説明していきます。

アクチノライトについて

アクチノライトは、トレモライトという鉱物の一種で、このトレモライトに鉄分が2%以上含まれるものを呼びます。

基本的に緑色の鉱物で知られるアクチノライトですが、他にも青色っぽく見えたり、黒色のものなど様々です。

 

アクチノライトとして流通している鉱物のほとんどが、他の石の中にアクチノライトが入り込んだものです。

つまり、何かの鉱物の中にインクルージョン(内包物)としてアクチノライトが含まれているものが多く見られます。

 

代表的な物では水晶にアクチノライトが入り込んだ「アクチノライト・イン・クォーツ」です。

とても細く、長い針状のアクチノライトが無数にある姿はとても芸術的です。

 

分かりやすくいえば、ルチルクォーツをイメージしてみてください。

ルチルクォーツって、金色の針状のものを無数に内包していますよね。
※見たことが無い方は是非一度、ご覧になって見てください!ヤフーやグーグルで「ルチル 画像」で検索するとゴージャスな画像がいっぱい出てきますよ!

 

あれの緑色バージョンって感じの姿なのです。

そのことから、「グリーンルチル」と呼ばれるようにもなってきています。

 

でも実際にはルチルのカラーは、金色、銀色、赤色の3色で他の色は「アクチノライト・イン・クォーツ」のように、内包物がルチルのように見えるものをそう呼んでいるだけです。

 

 

アクチノライトの意味・歴史

アクチノライトの石言葉

  • 直感力
  • 決断力
  • 判断力
  • 芸術性
  • 爽快感

アクチノライトの歴史・伝説

アクチノライトの名前の由来は、この石の特徴である繊維状に伸びる姿がまるで光が差し込むかのように見えたことから、ギリシア語で「光線」を意味する”Aktis”から付けられたといわれています。

その名前の通り、放射状に伸びた結晶がとても魅力的な鉱物です。

 

アクチノライトの歴史はかなり昔からだとされ、古くは主に悪いものを寄せ付けないお守りとして利用されてきたとされます。

つまり、身を守る護符として人々は利用していたということですね。

 

このように悪いものから身を守る力があるものは、大切な儀式などにも欠かせない存在であったと伝えられています。

事実、このアクチライトも儀式の装飾品として利用された伝えられています。

 

アクチノライトは、主に他の鉱物の中にインクルージョン(内包物)として存在します。

水晶に内包しているものは特に有名で、「アクチノライト・イン・クォーツ」又は「グリーン・ルチル・クォーツ」の名前で出回っています。

 

アクチノライトによるヒーリング効果やエネルギー

  • シックスセンスをもたらす
  • 気持ちの良い爽快感を与えてくれる

 

アクチノライトはこんな方におすすめ!

 

アクチノライトは、直感・判断・決断力を究極までに高め、人間の持ち得る第六個目の能力(シックスセンス)を研ぎ澄ますパワーを与えてくれるパワーストーンです。

とにかく集中して物事に打ち込みたいときに、アクチノライトは力を貸してくれるでしょう。

 

 

アクチノライトの浄化・お手入れ方法

クラスター

さざれ石

太陽光

(日光浴)

月光

(月光浴)

セージ

基本的に他の鉱物内に入り込んでいる鉱物です。

水晶の中に入り込んだ「アクチノライト・イン・クォーツ(グリーンルチル)」の場合はどの浄化も適しています。

その場合、硬度も高いので安心してアクセサリーとして身につけることができます。

 

 

アイリスクォーツの鉱物データ

英名 actinolite(アクチノライト)
和名 緑閃石(りょくせんせき)
主な産出地 フランス、イギリス、インドなど
主な色彩 主に緑色
※他カラーもあり
モース硬度 5~6
比重 3.10前後
光の屈折率
組成・構成 Ca(Mg,Fe2+)5[OH Si4O11]2
結晶系 単斜晶系が多い
へき開性

 


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