独特な模様をもつカボション型のパワーストーンを頂いたので、その石をご紹介させて頂きます。
写真の石は「レオパードスキンジャスパー」という名前のパワーストーンです。
レオパードとは動物の豹(ひょう)のことで、スキンとは肌や皮膚を指す言葉です。
つまり、レオパードスキンジャスパーとは豹の模様をした石なんですね。
今回はこのレオパードスキンジャスパーのお話をしていきます。
レオパードスキンジャスパーとは
豹の模様にそっくりであることから「レオパードスキン」という名前が付けられている他、「ジャガーストーン」など同じ模様をもつ他の動物に例えられることもある鉱物です。
ただ、「レオパードスキンジャスパー」が最も通った名前となっています。
また、この石には「ジャスパー」という名前もありますよね。
実はこの石、ジャスパーの名を持ちながらジャスパーではない他の鉱物なのです。
実際には「石英斑岩(せきえいはんがん)」や「花崗岩(かこうがん)」と呼ばれる岩石の一種であるといわれています。
ジャスパーとは日本名で「碧玉’(へきぎょく)」といい、目に見えないほど細かい石英の集合体に、不純物が多く含まれたものをいいます。
ただし、石英斑岩や花崗岩などのように見た目がジャスパーそっくりなものは多々存在します。
そういったものは「○○ジャスパー」と呼ばれることが多いようですね。
このレオパードスキンジャスパーもこの類ということです。
見た目は確かに「豹」の毛の模様のようにも見えますが、なんだか漫画で描かれるような恐竜の卵のようにも見えませんか?(笑)
また、キノコのようにも・・・確実に毒あるよね・・・。
決して「綺麗」とはいえない鉱物でも、その石にしか見られないような模様があるだけで「魅力的」なものになります。
こういった独特な模様を持つものは、同じ石でも一つ一つ模様に違いがある為、珍しいものでは驚くような価格で取引されることもよくあることです。
レオパードスキンジャスパーはビーズ状に加工されたものも多く出回っているため、この石を使用したパワーストーンのブレスレットも多く存在します。
色彩は画像のように豹のような感じのものや、ピンク~赤色と全く別カラーも存在します。
レオパードスキンの模様を十分に楽しみたい場合は、ビーズ状では10mm以上の大玉、他だと石の表面の面積が広い画像のようなカボションなどがお勧めです。
なんにしても独特すぎるといってもいい模様が魅力的なパワーストーンなので、かなり変わった石が欲しいという方にはピッタリだといえます。
「美しい」、「綺麗」な鉱物はもちろんですが、そういったのとは別にレオパードスキンのような特徴的な石にも魅力を感じてなりません。