オニキスはパワーストーンで絶大な人気を誇る石の一つで、パワーストーンを代表する存在ともいえます。
このオニキスの色彩といえば”光も通さないほどの漆黒”があまりにも特徴で、真っ黒な石をイメージするはずです。
しかし、オニキスには黒の反対色である白色のホワイトカラーが存在します。
その色彩の通り、これを「ホワイトオニキス」と呼びます。
このページでは、ホワイトオニキスについて詳しく説明していきます。
ホワイトオニキスについて
一般的にオニキスというと、真っ黒のパワーストーンを指すようになっています。
それほどオニキスとは黒い石というイメージが定着しています。
また、見事なまでに他の色彩が混ざり合うことなく黒光りすることから「漆黒の宝石」と称される存在でもあります。
しかし、その漆黒カラーとは逆の「ホワイトカラー」のオニキスがあるのはご存知でしたでしょうか?
最近出てきたわけではなく以前からも普通に市場に出回っていたので、知っている人は知っているといった石かもしれません。
あまりに黒カラーのオニキスが人気があるため、ホワイトカラーのオニキスにスポットライトが当てられることが少なかったので、知名度が低いのが現状です。
漆黒カラー同様に、ホワイトカラーも白のみの純白カラーが特徴なので、真っ白なパワーストーンをお探しの方にお勧めです。
オニキスはもともと漆黒カラーじゃない
実はオニキスの原石は黒だけじゃなく黒と白の縞模様(しまもよう)をしています。
なので、黒い部分のみを加工したものが一般的にオニキスとして出回っている漆黒カラーのもので、白い部分のみを加工したものがホワイトオニキスということになります。
でも実際は、市場に出回っているオニキスのほぼすべてが染色加工されたものとなっていて、100%天然で無加工の漆黒カラーはかなり珍しい存在です。
ですので無加工のもののほとんどが黒と白の色彩が混ざり合うものとなっています。
この2色を持つものは「バンデッドアゲート」という呼び名が付けられています。
ホワイトオニキスの希少性
オニキスは瑪瑙(めのう)と呼ばれる鉱物の一種で、産出量が多い鉱物です。
ホワイトカラーはブラックカラーに比べて希少性が高いといわれますが、それはブラックカラーのもののほとんどが染色加工されるからであって、やはり天然のブラックカラーの方が希少価値は高いといえます。
流通量が多いパワーストーンで、比較的安価でもあるので気軽にアクセサリーなどとして楽しむことができるでしょう。