ヘミモルファイトは、色鮮やかで明るいグリーン色やブルー色が美しいパワーストーンで、美しいものでは海を眺めているかのような美しい模様を持つものも存在します。
パワーストーンのビーズやペンダントなどのアクセサリーとして出回ることもありますが、流通量の少ない貴重なパワーストーンとなっていて、高品質のものは出回るのが希になり希少価値の高いです。
ヘミモルファイトの魅力は原石にあります。
この石の結晶は独特な形に育つことから、魅力的なヘミモルファイトの原石を捜し求めるという方も少なくありません。
美しい原石の置物などをお探しの方はヘミモルファイトをチェックしてみるとよいでしょう。
このページではヘミモルファイトについて詳しく説明していきます。
ヘミモルファイトについて
ヘミモルファイトは原石が魅力的なパワーストーンですが、色彩があまりにも魅力的なことでも知られている鉱物です。
ヘミモルファイトとといえば、基本的に緑色や青色のものが紹介されている場合がほとんどですが、実は結晶は無色透明で産出される鉱物でも知られます。
しかし、海や空の様に美しいものが多く出回っていることから、そのカラーに焦点を合わせてご紹介していきます。
グリーン寄りなものはクリソプレーズのようなアップルグリーン色、ブルー寄りのものはジェムシリカのような美しい青色と高級ストーンに負けない魅力があります。
また、海をそのまま石にしたような独特な模様を持つものでは、世界三大ヒーリングストーンと称されるラリマーそっくりな姿が見られます。
ヘミモルファイトはケイ酸塩鉱物の一種であり、独特な結晶は異極鉱といわれ涼しげのあるブルー色が美しいフローズンアイスを連想させます。
青一面に広がる広大な台地をイメージさせたり、ボコッボコッとした表面が集まる姿があまりに特徴的で、これをコロチャームと呼んでいます。
また、無色透明の結晶では小さい花びらを何枚も並べたような美しい原石が見物です。
ヘミモルファイトは産出量の多い鉱物で知られ、日本でも岐阜県が異極鉱(ヘミモルファイト)が多く産出されることで知られています。
ただ、産出量が多いといってもそれは水晶のような無色透明のもや黄色み帯びたものです。
美しいグリーンやブルー色のものは非常に産出量が少なく、いわゆるレアストーンというほど貴重な存在となっています。
現在、パワーストーンとして出回っているヘミモルファイトは染色して高品質なヘミモルファイトの色彩そっくりにしたものが出回っていたりします。
美しい”本物”のヘミモルファイトを捜し求め様々なショップを覗いてみるのも面白いかもしれません。
また、可愛らしい独特な構造を持つ原石が魅力的なので、是非ヘミモルファイトの原石も併せてご覧になってみてくださいね!
ヘミモルファイトの意味・歴史
ヘミモルファイトの石言葉
- 幸運
- 優しさ
- 癒し
- 魔除け
- 厄除け
ヘミモルファイトの歴史・伝説
ヘミモルファイトの名前の由来は、ギリシア語で2分の1(半)を指す「hemi」と形を指す「momr」の2つの単語を組合わせたものだといわれています。
日本では異極鉱と呼ばれるように、独特で特徴的な結晶を見せることで知られる鉱物で、無色透明や黄色みがかったものが多く産出されます。
希に鮮やかな緑色や青色のものが産出され、あまりの美しさからジュエリーやパワーストーン界からはこちらのカラーにスポットが当てられています。
古くは”聖なる魔法の雫”といわれ、強力な魔除けの護符として利用されていたといわれています。
ヘミモルファイトによるヒーリング効果やエネルギー
- ヒーリング効果やリラックス効果をもたらす
- 強力な魔除けの護符
- 幸運を呼び込むお守り
ヘミモルファイトこんな方におすすめ!
ヘミモルファイトは、古くから魔除けの護符として利用されてきた”聖なる魔法の雫”。
悪いものを遠ざける魔除けの護符や、厄年の方は厄払いのお守りとして有効なパワーストーンといえます。
また、美しいヘミモルファイトはファッションを楽しむためのアクセサリーとして十分すぎる美しさを持っております。
綺麗なブルー色のものは産出量が少なくペンダントとして流通することが希にあります。
ビーズ状のものは染色されたものがありますが、ラリマーと瓜二つの姿をしているのに非常に安価で流通している場合がほとんどなので、100%天然にこだわらなくても良いという方は綺麗な色彩のヘミモルファイトをブレスレットとして楽しむこともできます。
ヘミモルファイトの浄化・お手入れ方法
クラスター
さざれ石 |
太陽光
(日光浴) |
月光
(月光浴) |
塩 | 水 | セージ |
○ | × | ○ | × | × | ○ |
紫外線、塩、水は品質の低下を招く恐れがあります。
日光浴や塩を使った浄化、水浴は避けたほうが無難です。
高度が低いパワーストーンなので、衝撃には十分な注意が必要です。
ヘミモルファイトの鉱物データ
英名 | hemimorphite(ヘミモルファイト) |
和名 |
異極鉱(いきょくこう) |
主な産出地 |
メキシコ、ナミビア、アメリカ、中国など |
主な色彩 |
透明、黄色、緑色、青色 |
モース硬度 | 4.5 |
比重 | 3.35~3.50 |
光の屈折率 | 1.61~1.63 |
組成・構成 |
Zn4、OH]2 | Si2O7、 H2O |
結晶系 | 斜方晶系 |
へき開性 | 二方向に完全 |
ヘミモルファイトとの効果的な組み合わせ
ヘミモルファイトを使用した効果的な組み合わせ一覧表です。
ヘミモルファイト+ オニキス |
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