今年の秋、10月3日からスタートする朝ドラの「べっぴんさん」のヒロインが決定して、話題となっています。
今秋の朝ドラが「べっぴんさん」に決定したときに、ヒロインは誰になるかという予想は多くされていましたが、恐らく当てた方はほとんどいないのではないでしょうか。
そのヒロインに選ばれたのが、デビュー3年目の女優「芳根京子(よしね きょうこ)さん」です。
中学のときに難病を発症したことを明かしました。
その難病と闘い見事に克服してついに勝取ったヒロイン役は見ものですね。
芳根京子さんとはどんな人物?
芳根京子さんは、ジャパン・ミュージックエンターテイメント所属の女優さんで、現在は19歳。
趣味はピアノやフルートを得意としているそうで、これらは小さいときからやっていたそうです。
ピアノやフルートと聞くと、誰もが憧れるようなお嬢さんみたいな姿をイメージしてしまいそうですね。
中学2年のときに難病といわれるギラン・バレー症候群を発症しましたが、ことのとは今回のヒロインの座を射止めたときにも話題となり、発症後に見事克服した強い精神の持ち主です。
女優としてのデビュー作は、2013年の「ラスト♡シンデレラ」です。
この作品で主演を務めた篠原涼子さんの演技や人柄に憧れ、実際に憧れの人に篠原さんの名前をあげています。
翌年の2014年には、朝ドラの「花子とアン」に出演しています。
この作品が朝ドラ初デビュー作であり、今回が初めてではありません。
「花子とアン」では、仲間由紀恵さんが演じる花子の親友である蓮子の”娘”を演じています。
2015年には青春をもとにした映画「幕が上がる」や、ドラマ「表参道高校合唱部!」に出演しています。
特に、「表参道高校合唱部!」ではオーディションで1000人以上の中から選ばれた一人として注目を集め、初主演を果たしました。
謙虚な姿勢
芳根京子さんが患った難病のギラン・バレー症候群は、国で指定されている「特定疾患」に指定されている病気です。
特に運動神経に障害をもたらす病で、手を握ることもままならなくなることもあります。
ひどくなると、神経が麻痺して呼吸困難を起こしたり、食べ物もろく食べれなくなるほどです。
芳根京子さんは、このような難病を患い「命の重みを実感した」といっておりました。
そして感謝の気持ちをちゃんと伝えたり、悪いことはちゃんと謝罪するという意識が強く芽生えてきたそうです。
この経験は必ず女優として、また人生の大きな糧となります。
私自身、この言葉を聞いて自分が今普通に、健康で働けているのがどれだけ有難いことかということが身に染みて分かりました。
健康面に気を付けて頑張ってほしいですね。
朝ドラの「べっぴんさん」のヒロイン決定
今回、朝ドラ「べっぴんさん」には2261人の応募者がいたそうです。
その中からたった一人選ばれたヒロインが芳根京子さんですね。
実は、朝ドラの応募は2015年の前期からしており、今回は4度目の挑戦でのヒロイン獲得です。
5日に合格、つまりヒロイン決定の知らせを伝えられたそうで、本人も驚きの様子を隠しきれないようです。
2日に終了した、波瑠さん主演の「あさが来た」が平均視聴率23.5%と今世紀最高をたたき出しているだけに本人も重みみたいな緊張も感じているのではないでしょうか。
実は、「あさが来た」でヒロインに抜擢された波瑠さんも、4度目の応募で主演の座を勝取っています。
芳根さんも、偶然にも波瑠さん同じ「4度目」でのヒロイン獲得なので、是非がんばっていただきたいです。
ちなみに、「べっぴんさん」ではヒロインの”坂東すみれ”役を演じます。
可愛らしい19歳の期待の星が、10月3日から始まる朝ドラ「べっぴんさん」でヒロインとしてどのような演技を見せてくれるのか、今から楽しみでなりません。