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7月の誕生石ルビーとサファイアは全く同じ鉱物なのにルビーのほうが圧倒的レア(希少)な理由

7月の誕生石といえばルビーとカーネリアンが指定されていて、どちらも赤色の鉱物となっています。

ルビーといえば世界的に有名な鉱物なのは言うまでもありませんね。

 

ルビーはコランダム石の一種で、9月の誕生石のサファイアも同じコランダム石の一種です。

つまり、ルビーとサファイアは全く同じ石からできていて、色だけが違うということなんですね。

 

一般的に広く知られているのは、ルビー=赤、サファイア=青といった感じでしょう。

まあ、正解ですが鉱物学的に言うと、もうちょっと奥が深いんですね。

7月ということで、せっかくなのでコランダム石のカラーと呼び名についてちょっと見ていきましょう!

ルビーとサファイアの色彩について

ルビーとサファイアはコランダム石という鉱物の一種で、色によって名前が呼び分けられています。

ちなみに、このコランダム石ってダイヤモンドに次ぐ硬さを持っている、もの凄く硬ったい鉱物なんです。

分かりやすく言えば世界で2番目に硬い鉱物ってことですね!

 

コランダム石は、赤がルビーで、青がサファイアとして広く知られています。

ただ、鉱物学的にはコランダム石の内、真っ赤なものだけをルビーそれ以外の色彩が全てサファイアとなっています。

 

そのため、真っ赤なものしかルビーと呼べないことから、当然ながら産出量が少なくなります。

よって、ルビーのほうが圧倒的に希少価値が高いです。

宝石質のものになると尚更ですね。

 

ん~・・・ルビーが赤いのは分かるけど、青以外のサファイアなんてあるの?って感じがするんですが。。。

また、サファイアといえば青色を連想することが多いので、青以外のカラーってなんか微妙な・・・と思うかもしれません。

 

赤以外は全てサファイアですから、当然ピンク色もサファイアです。

実際にグーグル先生でピンクサファイアで検索すると、いっぱい出てきます。

 

パワーストーンとして出回っているものでは、真っ黒のものから透明なものまで結構出回っています。

小さいものでカットされているものは、キラキラしていて綺麗なんですよね。

 

宝石質のものでは、オレンジ色にややピンクがかった「パパラチア・サファイア」は世界的に有名です。

⇒ 桃色と橙色をあわせ持つ幻のサファイア「パパラチア・サファイア」

パパラチアサファイアの色彩はとても珍しく幻のサファイアなんて称されることもありますが、最高評価の付くサファイアは青色です。

青色=サファイアと認識されている所以ですね!

 

一方のルビーでも種類があって、代表的なものではピジョンブラッド・ルビーやビーフ・ブラッドルビーでしょうか。

ブラッド(血)というネーミングが付けられるほど、赤色が強調されているんですね。

 

ただ、もう一つ代表的な存在で、世界的に人気の種類があります。

それが、チェリーピンクという種類のものです。

 

なんだ結局ピンクもあるんじゃねーかよ。。。って思ったはずです。

当然、その色合いからルビーじゃなくピンクorバイオレット・サファイアと呼ばれることも多い種類で、ルビーとサファイアと混合されやすい色合いです。

ただし、人気の高い種類であることに違いありません。

 

パワーストーンアクセサリーとして出回っているものでは、ピンク色のものがルビーとして多く出回っています。

その中でルビーを探す場合は、より赤の強いものを選ぶようにするといいかもしれませんね。

特に、7月の誕生石として探している方は、赤いものが欲しいですよね。

 

自信満々に「コレ、ルビーなんだよ」と自慢のアクセサリーを見せ付けると、相手から「ソレ、ピンクだからサファイアじゃん」って変化球が返ってくるかもしれません。

まあ、それはそれで面白いですけどね(笑

 

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⇒ ルビー|パワーストーン・天然石の意味辞典

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