パイライトは表面が金色に光り輝く、なんとも縁起のよさそうな色彩が美しいパワーストーンです。
金属アクセサリーのような姿で、ずっしりと重みがあるためブレスレットやネックレスなどのアクセサリーとして身につけていると、パイライトの存在感を常に感じることができるでしょう。
このページでは、パイライトについて詳しく説明していきます。
パイライトについて
パイライトは金色のパワーストーンで有名な鉱物です。
ラピスラズリに表面に星のように散りばめられ、金色に光り輝く点が無数にありますがこの金色の正体はパイライトなのです。
ラピスラズリ最大の魅力ともいわれる「夜空に輝く星の破片」を作り出す重要な鉱物なんですね!
パイライトは火山周辺で産出される鉱物で、特に火山活動が激しい場所で形成されます。
この鉱物の最大の魅力は、この火山活動で形成された原石にあります。
その原石の姿は、人の手で作られたものではないのかと思わせるような四角いキュービック形を形成し、無数に集まった見事な原石も存在するため、とても見応えがあります。
ほとんどの鉱物は、採掘後に加工を経て様々な様々な装飾品に使用されますが、このパイライトは加工をせずにそのままの姿で楽しめる鉱物なのです。
古くから金運を呼寄せるお守りとして有名なので、パイライトの原石を置物として楽しむのもいいですね!
こちらがパイライトの原石です!
パイライトの魅力的な「キューブ状原石」についての詳しい記事はコチラをご覧ください。 ⇒ 金ピカの天然サイコロか!?パイライトの芸術立体すぎるキューブ型の原石
もちろんパイライトは、加工品も多く出回っていて価格も比較的安価です。
重量感のある鉱物ですので、ずっしりと重みの感じるアクセサリーが欲しいという方にはパイライトはオススメのパワーストーンです。
パイライトの意味・歴史
パイライトの石言葉
- 金運
- 財運
- 守護
- 信念
- 記憶
パイライトの歴史・伝説
パイライトの名前の由来はギリシア語で花火を意味する「pyr」だとされています。
この鉱物が硬い金属質のもので強く叩きつけると火花を散らせ、古くは火打に使用する石として利用され、この石を叩きつけるときに飛び散る火花がまるで花火のようだったのでしょう。
その後にラテン語で火打ちの石を意味する「pyrites」になり、ここから英語で現在のパイライトと呼ばれるようになり定着しました。
淡い金色をしていますが、かつては本物のゴールドと見間違えられることが多かったそうです。
確かに、パイライトのような金属質で金色の鉱物は他に金(ゴールド)くらいしかないので、このパイライトを知らない方が初めて目にしたら「金(ゴールド)だ!」と思わず叫んでしまうかもしれませんね(笑)
1872年には「fool’s gold(愚か者の黄金)」という名前まで誕生したほどです。
それほど、このパイライトを本物のゴールドと見間違えた人が多かったのでしょう。
パイライトで有名なのが、マルカジットといってパイライトをダイヤモンドの代用品としてジュエリーに利用したものが18世紀中期頃から人気を呼んだということです。
パイライトを6面体にカットすると、独特の美しい輝きを放つため、現在でもアンティークに使用されるなど今でも人気の高いものになっています。
パイライトによるヒーリング効果やエネルギー
- 金運、財運のお守りが欲しい
- 強力な守護石が欲しい
- マイナスエネルギーを払い除ける
パイライトこんな方におすすめ!
パイライトは、その色彩が成すように金運や財運を呼び込む幸運の石だといわれています。
類は友を呼ぶの如く、金色カラーは持っているだけでも良いものを引き寄せてくれそうですね。
この石は火山が活発な場所で形成されるため、爆発的な原動力をもたらすとともに強い信念をもって行動するようサポートしてくれるといいます。
それが、結果的に金運や財運につながるともいえます。
また、魔除けや邪気払いのパワーが強力な石でも知られます。
特に持ち主の心の奥に潜むネガティブなマイナスエネルギーを払い除けるようなパワーに特化しているパワーストーンです。
周囲からの誘惑や環境に惑わされず自分をしっかり持つことができるようサポートしてくれるでしょう。
パイライトの浄化・お手入れ方法
クラスター
さざれ石 |
太陽光
(日光浴) |
月光
(月光浴) |
塩 | 水 | セージ |
○ | ○ | ○ | × | × | ○ |
鉄分が多いため水に長時間さらすと錆びる可能性があります。
塩分にも弱いため塩での浄化は控えるようにしましょう。
硬度は比較的高いパワーストーンなので、安心してアクセサリーとして身につけることができるでしょう。
パイライトの鉱物データ
英名 | pyrite(パイライト) |
和名 | 黄鉄鉱(おうてっこう) |
主な産出地 | 世界各国で産出されますが、 主にペルー、スペインが有名 |
主な色彩 |
金色 |
モース硬度 | 6~6.5 |
比重 | 4.95~5.10 |
光の屈折率 | 1.80~1.81 |
組成・構成 | FeS2 鉄、硫黄の化合物 |
結晶系 | 等軸晶系 |
へき開性 | なし |
パイライトとの効果的な組み合わせ
パイライトを使用した効果的な組み合わせ一覧表です。
パイライト + オニキス + ヘマタイト |
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