マクラメ編みである「巻き結び(横方向)」のやり方について説明していきます。
巻き結びには縦方向に編んでいく「縦巻き結び」と、横方向に編んでいく「横巻き結び」がありますが、今回は編み目が横方向になる「横巻き結び」について書いていきます。
巻き結びは芸術的で個性的なアクセサリーを作るのに必須で、この結び方を覚えるとミサンガなんかもオリジナルで作成できるようにもなります。
色々なアクセサリーを作るためにも、是非「巻き結び」を覚えてくださいね!
以下では、簡単な巻き結びの編み方を画像と共に詳しく書いていきます。
たくさん編んでいるうちに簡単に編めるようになりますので、いっぱい編んで練習しましょう。
“横”巻き結びを編んでいこう【練習用】
用意するも編み紐は以下となります。
- 50センチくらいの編み紐を5本
- 150センチくらいの長い編み紐を1本
分かりやすいように、50センチの編み紐を水色、150センチの編み紐をピンクと色を変えています。
50センチの短い編み紐を全て「ひと結び」で結び付けます。
ひとまとめにした50センチ編み紐と、長い150センチの編み紐を固定します。
マクラメ作業台がない場合は、画像のように編み紐をセロハンテープで止めたり、重たいものを乗せて動かないように固定してもOKです。
“横”巻き結びを編んでいきます!
横巻き結びでは、ピンクの長い紐が「軸」となり、その軸に短い水色の編み紐を左から1本目、2本目、、、と順々に編んでいきます。
最初にピンクの編み紐を「4」を描くようにして置くと編みやすいです。
横巻き結びの編み方は、
①水色の短い編み紐が、ピンク色の長い編み紐の「下」を通っている。
②水色の短い編み紐が、ピンク色の長い編み紐の「上」を通っている。
③画像の薄オレンジ色の「輪」の部分に通す。
上記の一連の動作をして編み紐をギューっと上まで締めるとこんな感じになります。
一度編んだらピンクの編み紐を⇒方向へ持っていくと隙間なく締め付けられます。
もう一度同じ編み方をするのですが、ピンク色の編み紐と水色の編み紐の位置が入れ替わっているので、ちょっと編み方に注意。
①水色の短い編み紐が、ピンク色の長い編み紐の「上」を通っている。
②水色の短い編み紐が、ピンク色の長い編み紐の「下」を通っている。
※最初と逆になっています。
③画像の薄オレンジ色の「輪」の部分に通す。
上記のように2回同じ編み方をして、巻き結び1回の動作となります。
ここからは、2本目~5本目も全く同じように編み進めていくだけです。
2本目も横巻き結びをしてからの。。。
5本目も横巻き結びをして1列完了!
ここまできたらUターンして、また編んでいきます。
今度は、「逆4」になるように置いてみましょう。
そして、5本目、4本目、3本目、2本目、1本目と逆から編んでいきます。
編み方は、
①水色の短い編み紐が、ピンク色の長い編み紐の「下」を通っている。
②水色の短い編み紐が、ピンク色の長い編み紐の「上」を通っている。
③薄オレンジ色の「輪」に通す。
ピンク色の長い編み紐を右に持っていって、ギューっと上まで締め付けます。
締め付けが弱いと、1列目との間に隙間が開いてしまい見た目が悪くなるので、多少きつめに締めたほうがいいです。
そして、もう一回編んで巻き結び一連の動作でしたね。
また、ピンク色の編み紐と水色の編み紐の位置が入れ替わっているので、編み方に注意してください。
①水色の短い編み紐が、ピンク色の長い編み紐の「上」を通っている。
②水色の短い編み紐が、ピンク色の長い編み紐の「下」を通っている。
③薄オレンジ色の「輪」に通す。
ピンク色の軸にしっかりと結び付けましょう!
では、このまま一気に編んでいきます。
2列目が完了しました!
ここら辺まで実際に編んでみると、初めての方でもちょっとはコツを掴んできたのではないでしょうか。
4列目まで編んでみました。
とにかくイッパイ編むことが慣れる最大の近道です!
巻き結びを覚えると、色んなカラーの編み紐でミサンガとか簡単に作れちゃいます。
自分オリジナルのハンドメイド作品を作って身に付けるのもいいですよね。
使用した材料と器具
ここで使用した編み紐は蝋引き紐という種類のものを使っています。
蝋引き紐についての詳しい記事はコチラをご覧ください。
⇒ マクラメ編みに使う「蝋引き(ロウビキ)紐」を絶対的にオススメする3つの理由と特徴
そして、ここで使用したマクラメ台(?)ですが、専用のマクラメ台って売っていたりもするのですが、まだまだ数が少ないです。
なので自分の用途に合わせて自分で作るという方も多いです。
ここで使用したものは、100均で集めたもので作った格安マクラメ台。
クリップを使用することで、簡単に紐を付けたり外したり出来るので使い勝手がとてもいいです。
あれば便利なので、マクラメ台を自分で作っちゃうのもアリですよ!
マクラメ台の作り方についてはコチラの記事をご参考にしてください。
⇒ 簡単に自分で作れるシンプルなマクラメ作業台(テーブル)を自作してみます!