美容の王道とも言われるコエンザイムQ10ですが、コエンザイムって化粧品の美容成分としてもよく含まれるものですよね。
なので、コエンザイムQ10が入ったクリームを顔に塗ったりするイメージが強いかもしれませんが、実は体内に摂取することでも美容に良い効果が得られる成分なのです。
ここでは、食べる美容成分であるしコエンザイムQ10について説明します。
そもそもコエンザイムQ10って?
コエンザイムQ10とは、「補酵素」の一つです。
補酵素とは、エネルギーを体の中に生成するために必要な成分なのです。
ほとんどの細胞や血液の中に存在する成分であることから、ラテン語で「あらゆる場所に存在」という意味の”ユビキタス”が名前の由来となっているそうです。
コエンザイムQ10の特徴は「強力な抗酸化作用」を持つことです。
酸化を防ぐことで、体の老化を防くことができるので、いつまでも輝くような水々しい肌を保つことができるというわけです。
さらには生活習慣病に予防にも繋がるということから、大変注目を集めている成分です。
有名雑誌やメディアでもよく見たり耳にする言葉なので、皆さんも聞いたことがある方が多いはずです。
コエンザイムQ10の期待できる効果
- 老化を防ぎ、肌を若々しく保つ効果
- 生活習慣病を予防する
- 心臓を保護する役割
- 疲労回復の効果
などがあります。
この「コエンザイムQ10」という言葉で検索してきたのほとんどが美容にどんな効果があるのか、と思っている方ではないでしょうか。
コエンザイムQ10の美容効果
- 摂取することで内部からハリのある肌を作る
- シワを目立たなくする、少なくする効果
- 肌年齢を常に若く保つ効果
化粧品クリームのように肌に塗って成分を浸透させるだけではなく、美容成分を体内に摂取して内部から綺麗にすることは、アンチエイジングには欠かせないのです。
続いて、下記では美容に良いコエンザイムQ10の摂取量目安や多く含まれる食品について説明していきます。
コエンザイムQ10の1日の摂取量目安は?
コエンザイムQ10の1日の摂取量は少なくて50mg~60mg、できれば100mg摂取するのが望ましいとされています。
50mgや100mgといわれてもイメージがつきませんね(汗
では、コエンザイムQ10が多く含まれる食品を見ていきましょう!
コエンザイムQ10が多く含まれる食品
- 魚(いわし、サバなど)
- 牛肉
- 豚肉
- レバー
- 緑黄野菜(ほうれんそう、ブロッコリーなど)
- 大豆(納豆がお勧め!)
- チーズ
こう見てみると、意外と普段から食べている食品にコエンザイムQ10が含まれていることが分かります。
あまり気にしていませんが、常に私たちはコエンザイムQ10を摂取しているともいえますよね。
気になるのが、どのくらいのコエンザイムQ10が含まれているのか?
望ましいとされる一日の摂取量50~60mg以上が入っているのでしょうか?
食品ごとに目安を書いていきますね。
魚類の中でも多くコエンザイムQ10を含む「いわし」や「サバ」ですが、一匹あたりの含有量は大体150mほどです。
「m」「mg」と単位が違いますね(汗
つまり、35匹~40匹ほどで一日の摂取量にようやく到達するということになります。
牛肉や豚肉でも、一日に2.5Kg~3Kg食べないと一日の摂取量に達しません。
このことから、食品のみでコエンザイムQ10を50mg以上摂取するのは非常に難しいです。
たとえ、一日や二日だけ食品のみで摂取できたとしてもそれを継続するのは大変ですし、続かなければ意味がありません。
そこで、市販されているサプリメントと併用してバランスよく摂取することをお勧めします!
現在ではコエンザイムQ10のサプリが充実していますので、サプリをうまく利用すのが望ましいです。
サプリは非常に効率よく多くのコエンザイムQ10が摂取できるので、サプリに偏りがちになってしまいそうですが、食品からも常に摂れるようバランスよく摂取してくださいね。
サプリ摂取にあたっての豆知識
コエンザイムQ10は、水に溶けにくく油に溶けやすい性質があります。
この性質から、コエンザイムQ10を効率よく吸収するためには油分を含んだ食事の後に摂取するのが良いとされます。