休日や旅行などへ出かけるときは、お気に入りのアクセサリーを身に付けたくなりますよね。
夏の暑い時には涼しいげなカラーのパワーストーンを身につけて海水浴に出かける方も多いでしょう。
また、季節問わず常夏のリゾート地へ旅行に行いけば、かならず海水浴を楽しむのではないでしょうか。
そのとき、パワーストーンは海水(塩水)に浸けてもいいのか疑問に思うはずです。
取り外す習慣のある方には問題ないですが、できれば愛用のアクセサリーは常に身につけていたいという方も多いので、海水浴のときでも身につけたまま遊びたいという方が実に多いといいます。
ここでは海水浴時のパワーストーンの取り扱いについて説明していきます。
海水(塩水)に弱いパワーストーンは多い
パワーストーンに詳しい方なら既にご存知のことだとは思いますが、全く知識の無い方はパワーストーンとは天然のものだから当然、塩にも強いと思う方も多いのではないでしょうか。
実は、”塩”に弱いパワーストーンはかなり多く存在し、これらのパワーストーンを塩分に長時間さらすのは絶対に避けなくてはなりません。
具体的に塩に弱いパワーストーンを長時間さらすとどうなるのかというと、主に「変色」の原因となり品質が著しく低下してしまうのです。
また、複素材に金属が使用されている場合は、錆びの原因にもなってしまいます。
基本的に海水浴時はパワーストーンは外した方が無難でしょう。
塩に弱いパワーストーン一覧
- アマゾナイト
- アラゴナイト
- インカローズ(ロードクロサイト)
- ラピスラズリ
- ターコイズ
- マラカイト
- アンバー(琥珀)
- クリソコラ
- カルサイト
- ギベオン
- ヘマタイト
- ムーンストーン
- ラリマー
など、上記で書いたのは一部ですので他にも塩に弱いパワーストーンは多く存在します。
貴重で有名なパワーストーンも塩分に弱いものが多くあるのです。
例えば「ラピスラズリ」は世界中で人気のあるパワーストーンで、ツタンカーメン王の黄金のマスクに大量に使われている鉱物で有名です。
パワーストーンでも絶大な人気を誇り、初めて買ったパワーストーンがラピスラズリという方もかなり多いくらいです。
よくラピスラズリは時間の経過と共に色が落ちてきたという報告を目にすることがあります。
ラピスラズリは人気があるパワーストーン故に、染色品(いわゆる類似品や偽物という類)が多く出回っておりそれの色が落ちた場合もありますが、正真正銘のラピスが塩分によって変色してしまったという場合も考えられるのです。
塩を使った浄化もそうですが、塩に晒される条件下でパワーストーンを使用する場合は専門知識や前もってそのパワーストーンの性質をよく調べる必要があります。
塩分が含まれる汗にも注意が必要
汗にも塩分が含まれるということ自体は誰もがご存知のことですね。
しかし、この微量の汗がパワーストーンに影響があるのでしょうか。
パワーストーンにもよりますが、影響が無いとはいえないのが事実です。
というのも、汗がついたまま何も手入れをせずに毎日使用していれば、当然パワーストーンの表面に常に塩分が残っている状態となりますから、これが変色の原因になってしまう場合があるのです。
アクセサリーを取り外したら、柔らかい布で汚れや汗などを拭き取ってあげれば問題ないでしょう。
また、夏場などの暑いときに汗を多くかいてパワーストーンがぬれてしまうようであれば、そのときは取り外しておくとよいでしょう。
塩はパワーストーンにとって弱点の一つといえます。
もちろん、塩に強いパワーストーンであれば盛塩の中に突っ込んで一年寝かせても全く平気です。
せっかく見つけたパワーストーンをいつまでも買ったときの美しさのまま保つために、まずは買ったパワーストーンの弱点を調べることをお勧めします。
弱点さえ知ればそれの対策ができますよね!
また、取り外したときは柔らかい布で優しく愛情を持って綺麗にしてあげるとよいでしょう。