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チューライト|パワーストーン・天然石の意味辞典

チューライト

チューライトはルビーと見間違えるほどの赤色が美しいパワーストーンです。
もとの鉱物名は「ゾイサイト」といい、このゾイサイトの赤色の発色をしているもののみチューライトと呼ばれます。

ゾイサイトグループといえば12月の誕生石で有名な「タンザナイト」が属する鉱物グループで知られ、希少性の高い鉱物となっています。

このページでは、チューライトについて詳しく説明していきます。

 

チューライトについて

チューライトは、ゾイサイトというグループに属する鉱物の一種で、赤色の発色をしたものを指します。
ゾイサイトといえば、「ルビーインゾイサイト」というパワーストーンがありますが、基本的に緑色のものが非常に多い鉱物なのです。

この緑色のゾイサイトを「アニョライト」と呼び、ゾイサイトを代表するカラーであることからルビーインゾイサイトもひっくるめてアニョライトと呼ばれることが多くなっています。

ただ、ゾイサイトは知名度が低くまだあまり知っている方は少ないのが現状でしょう。
しかし、このゾイサイトグループには20世紀最大の発見と称された鉱物があります。
それが青色の発色をした「タンザナイト」です。
青という色は大変珍しく、存在しないだろうといわれていたカラーの発見に世界中が注目しました。

タンザナイトという名前は、ティファニー社が名づけたコマーシャルネームが広がり有名になったものなので、ゾイサイトは知らないけどタンザナイトは知っているという人がほとんどでしょう。

そして、赤色のゾイサイトの発見は1805年のことです。
最初に発見されたのはオーストリアですが、この石が多く産出されるノルウェーのチュールという地名からチューライトと名づけられました。

赤の発色は主にマンガンによるもので、高品質のものは真っ赤な発色を見せ、まるでルビーと同じ美しさを持ちます。
純度が低いものはピンク色よりとなる特徴があり、チューライトはピンク色~真っ赤な色までの赤系が美しいパワーストーンなのです。

なかなか市場に出回らないチューライトは、隠れた地球の傑作というに相応しい、レアストーンの分類に入ります。
濃い赤色がお好きな方は、是非チューライトを一度チェックしてみてくださいね!

 

チューライトの意味・歴史

チューライトの石言葉

チューライトの歴史・伝説

チューライトの名前の由来は、主要産地であるノルウェーのチュールという地名にちなんで付けられた名前となっています。

一番最初の発見されたのは、1805年にオーストリアにて見つかった鉱物です。
通常は緑色の発色が多いゾイサイトですが、マンガンや鉄を多く含むことで真っ赤に染まり、まるでルビーのような美しさをみせます。

あの有名なタンザナイトも「ブルーゾイサイト」と呼ばれる、青色の発色のものを指します。
つまり、チューライトとタンザナイトは全く同じ鉱物で色だけが違う貴重なパワーストーンなのです。

 

チューライトやエネルギー

チューライトはこんな方におすすめ!

チューライトは、女性性を象徴するパワーストーンです。
女性が身につければ、美意識を高め、輝くような女性になれるようサポートしてくれるでしょう。

また、男性が身に付けると、周囲からの信頼を高め、誰からも頼られるような魅力的な人になれるといいます。

チューライトの濃い赤は、ルビー同様に男性が身につけても何の違和感も無いどころか、とてもお洒落でカッコよく身につけることができます。

 

チューライトの浄化・お手入れ方法

クラスター

さざれ石

太陽光

(日光浴)

月光

(月光浴)

セージ

すべての浄化に適しています。

硬度も比較的高いパワーストーンですが、一方に割れやすいという性質を持つため衝撃には十分な注意が必要です。

 

チューライトの鉱物データ

英名 thulite(チューライト)
和名

桃簾石(とうれんせき)

主な産出地

ノルウェーなど

主な色彩

ピンク色、赤色

モース硬度 6~7
比重 3.10~3.35
光の屈折率 1.68~1.70
組成・構成 Ca2Al3SiO4OH
結晶系 斜方晶系
へき開性 一方向に完全