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なぜステーキは「レア焼き」が大丈夫なのにハンバーグは食中毒の危険があるのか?その理由とは

私ごとですが、今年になってステーキをよく食べるようになっております。。。

ちょっと前に友人に「いきなりステーキ」というチェーン店に行ったのがきっかけで、その味にハマってしまいました。

 

しまいには、肉マイレージカード(会員カード的なヤツ)やら作ったりして、定期的に”通う”始末です。

ここでは、ステーキだけじゃなくハンバーグも取り扱っていて、かなりの美味しさです。

 

そういえば、ステーキはレアでいつも食べます(いきなりステーキでもレア焼きを推奨している)が、ハンバーグってレア焼きってあまり聞かないですよね。

ちょうどこの頃、ニュースでハンバーグのレア焼きが食中毒のリスクが高いということで話題となっておりました。

ちなみに、いきなりステーキの店員さんにハンバーグをレアでお願いしたところ「基準の焼き具合があって、完全には無理」とのことでした。

 

やはり、ハンバーグのレア焼きは食中毒のリスクがあることが伺えます。

では、なぜステーキがOKで、ハンバーグがNGなのでしょう。

肉の菌が繁殖する場所に関係している!

ステーキのレア焼きが大丈夫で、ハンバーグが危険な理由は、菌が繁殖する場所に関係しているとのことです。

食中毒のリスクがあるような菌は、肉の表面部分に繁殖します。

 

ステーキの場合は、「1一枚」をそのまま焼きます。

ですから、表面部分さえしっかりと焼いていれば食中毒のリスクがなくなります。

また、真っ赤に見えるレア肉でも、脂肪分が溶け出すくらいの熱が通っているので安心なのだそうです。

 

一方、ハンバーグでは、

ごちゃ混ぜの肉(ひき肉)を合わせて、一つの大きな塊状にしますよね。

つまり、ステーキ肉とは違って、表面だけじゃなく全体的に菌がいる可能性があるのです。

これを食中毒が限りなくゼロに近づけるには、中心まで火を通すしかないですよね。

 

完全に火が通っていると聞くと、肉の色が白っぽくなっているイメージがありますが、ステーキ店やハンバーグ店で注文すると、割とピンクっぽい状態で出てくることも多々あります。

いきなりステーキの店員さんも言ってましたが、「基準の焼き具合」というように、完全に白くなるまで熱を通す必要もないのかもしれませんね。

また、やっぱ完全に熱を通してしまうより、多少のレア感があるほうが圧倒的に美味しいのでしょう。

私の場合は、家でハンバーグを作るときは中までしっかり熱が通るまで焼くようにしております。

 

ハンバーグだけじゃないですが、食中毒が多くなる暑いシーズンは特に生物には気を付けていただきたいと思います。