フォスフォデシライトは、優しく柔らかな紫色が美しい姿が特徴のパワーストーンです。
紫色のといえば、有名なものではアメジストがありますが、実はパワーストーンの色彩で紫色というのはとても少なく希少カラーとなっています。
特にフォスフォデシライトのように全体にムラなく綺麗な紫色の発色が見られるのは、アメジスト以外では珍しい鉱物といえます。
アメジストは透明度が高くエレガントな姿をしているのに対し、フォスフォデシライトは透明度のない柔らかな色彩がとても可愛らしく見えます。
同じ紫色のパワーストーンでも種類が異なれば全く違う魅力が見られるので、紫色のパワーストーンをお探しの方はフォスフォデシライトを是非、チェックしてみてくださいね!
このページでは、フォスフォデシライトについて詳しく説明していきます。
フォスフォデシライトについて
フォスフォデシライトは、優しい紫色の発色が美しいパワーストーンで知られていますが、この名前を実際に聞いたことがある方はおそらく少ないのではないでしょうか。
このフォスフォデシライトは見る者すべてを心の底から癒してしまうほどの美しいパープル色をしていることから主にヒーラーと呼ばれる方、パワーストーンを研究している方たちや、コレクターの間で人気が高いものとなっている石で、まだ知名度は低いため初めてこの名前を見たという方がほとんどだと思います。
鉱物的には緑色の発色が美しい「バリサイト」という鉱物の仲間です。
緑色のバリサイトの発色はアルミニウムイオンに対し、フォスフォデシライトは鉄イオンによる発色と、発色原因が異なることで色彩が変わります。
フォスフォデシライトの魅力は、やはりこの鉱物の持つ”色彩”そのものといえます。
もし「紫色のパワーストーンといえば?」という質問に対し、アメジスト以外に思い浮かぶものはなんでしょうか。
この質問にすぐに答えられるのはパワーストーンに詳しい方だけだと思います。
というのも、アクセサリーとして身につけられる紫色の色彩の鉱物は実はものすごく数が少ないのです。
ちなみに透明度のある紫色のパワーストーンは、アメジスト以外に存在しません。
他の紫色のパワーストーンといえば、スギライトやチャロアイトが有名です。
この二つは世界三大ヒーリングストーンと呼ばれるパワーストーンで、聞いたことがないような名前ばかりかもしれませんが、紫色のパワーストーンは”超レアストーン”が名を連ねています。
フォスフォデシライトも、この貴重な紫色カラーに属するパワーストーンで色彩だけでもレアストーンといえますが、あまり市場に姿を見せない貴重なものです。
ただ、最近ではパワーストーンのビーズなどでも多く出回ってきているので取り扱うショップも多くなってきました。
透明度が抜群のアメジストとは全く別の魅力ある紫色が見られるパワーストーンです。
落ち着いた紫がお洒落で、可愛らしくも見える姿が特徴的です。
紫色がお好きな方は、まだ一般的にはほとんど知られていない”レアストーン”であるフォスフォデシライトも是非おすすめです!
フォスフォデシライトの意味・歴史
フォスフォデシライトの石言葉
- インスピレーション
- 洞察力
- 直感力
- 魅力
- 平和
- 癒し
フォスフォデシライトの歴史・伝説
フォスフォデシライトの名前の由来には2つ説があり、一つ目はギリシア語で”光”を指す「phos」と”運ぶ”を指す「phoeos」をかけ合わせ「光を運ぶもの」という意味を込めて付けられたという説。
二つ目は、”燐(リン)”を指す「phosphorus」と”鉄”を指す「sideros」と、この鉱物の組成を表した名に由来するという説です。
燐とは、科学で登場する元素記号「P」で知られる物質で、マッチに使用される素材として知られます。
この燐という元素は、1669年に錬金術師だったH・ブラント氏によって発見されたもので、まさに一番目の説と同じ光を運ぶものという意味を込めて名づけられた名前だといいます。
一番目の説にはとてもロマンティックな歴史がある名前に感じ、二番目の説は鉱物そのものをよく表した名前だといえます。
フォスフォデシライトはバリサイトという鉱物の仲間で知られ、この鉱物には多孔質とうい性質があります。
多孔質とはスポンジの様に肉眼では見えないような無数の穴があいているものをいいます。
ジュエリーなどに使用されるものには、特殊な樹脂を浸透させる「樹脂浸透加工」がされる場合がほとんどで、この加工により、表面に艶(つや)が出た美しいフォスフォデシライトが市場に出てきています。
フォスフォデシライト効果やエネルギー
- インスピレーションを高める
- シックスセンスを発揮する
- 心に平和を取り戻す
- 魅力を高める
フォスフォデシライトはこんな方におすすめ!
フォスフォデシライトは、癒しや安らぎをもたらすヒーリングの効果が非常に強いパワーストーンといわれます。
フォスフォデシライト特有の優しい紫色は見ているだけでも、本当に心が癒されているような感覚を味わえます。
また、洞察力や直感力を高めてインスピレーションやシックスセンスを発揮し、素晴らしいアイディアや発想をもたらしてくれるといいます。
芸術関係のお仕事をされている方にはぴったりのパワーストーンです。
フォスフォデシライトの浄化・お手入れ方法
クラスター
さざれ石 |
太陽光
(日光浴) |
月光
(月光浴) |
塩 | 水 | セージ |
○ | × | ○ | △ | × | ○ |
太陽光と塩、水による浄化は避けるようにしましょう。
浄化は手軽に行える「さざれ石」や「クラスター」がおすすめです。
硬度はあまり高いほうではないので、衝撃には注意が必要です。
フォスフォデシライトの鉱物データ
英名 | phosphosiderite(フォスフォデシライト) |
和名 |
斜燐鉄鉱 |
主な産出地 |
南アフリカ共和国、アメリカなど |
主な色彩 |
紫色 |
モース硬度 | 4.5~5 |
比重 | 2.20~2.57 |
光の屈折率 | – |
組成・構成 |
Fe3、PO4、2H2O |
結晶系 | 単斜晶系 |
へき開性 | – |
フォスフォデシライトとの効果的な組み合わせ
フォスフォデシライトを使用した効果的な組み合わせ一覧表です。
フォスフォデシライト +アメジスト |