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会社で「好かれる人」と「嫌われる人」の違い

会社で好かれ人と嫌われる人がいます。

好かれる人はけして好かれようと努力しているのではなく、その人は嫌いな人がいないという事です。

対人関係はミラー。
鏡なのです。
相手が嫌いであれば、相手も自分の事が嫌いなのです。

言葉に出していないのになぜと思うかも知れませんが、目つき、態度、話し方で必ず出るものです。

嫌われる人はどんな共通点があるでしょうか。
大体、自分勝手とか協調性が無いという訳ではなく、人の批判を淡々と言っている人です。

そんな人は自然と相手の耳に入り人間関係が最悪になります。

これだけはダメ「部下の悪口」

よく部下の悪口をいう人がいますが、悪口を言うことはどういうことでしょう。

自分の思った通りに動いてくれない、態度が悪いからなどいろいろな理由があると思いますが、そもそもなぜ部下を指導出来ないのでしょうか。
もとプロ野球監督の野村氏は「ボヤキ」で選手の事を批判してきました。

しかし選手に対ししっかり向き合い叱責する。期待値が大きいから「なぜできない」とボヤているのです。

指導をしていないで陰では批判する。
上司に対して陰口はなんぼ言っても構いませんが、部下に対しての陰口は絶対いけません。

その事実を知った時の本人の気持ちはかなり切ないと思います。
「親に捨てられた」思いになります。

 

「本人のために叱責する」難しさ

「見ざる、言わざる、聞かざる」と人間関係攻略の如く名言のように聞こえますが、確かに人と関わらないことは人間関係悪化のリスクが減ります。

「交通事故のリスクをゼロにするなら自宅から一歩も外に出ない事」です。
しかし、家か一歩も出ない「人と関わりを持たない」のなら引きこもりです。相手の事を思うから、しっかり自分の意見を言うことです。

例え相手が不快に思っても意見を言うことで自分の腹の中がすっきりします。
相手も意見を言われて多少ショックでしょうが、お互いの腹の中が見えお互いの信頼関係が今まで以上によくなります。

お節介なぐらい関心を持ち相手にぶつかっていくことは簡単なようでなかなかできません。
嫌な事でも相手に伝えることです。

 

最後に

嫌われると「厳しい人」は根本的に違います。
「好かれる人」と甘い人も同様です。

好かれようとしないで、相手に対し思いやりを持つことが重要です。

その思いやりは時には「厳しい事」を言わないといけない時があります。
そのときは躊躇せず必ず相手にぶつけてみることです。

思いやりを持ち人に対し尽くすことが人間関係を円滑にする基本です。