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淡水パール|パワーストーン・天然石の意味辞典

淡水パール

パールといえば、日本名で真珠(しんじゅ)のことを指し、世界中で愛されてやまない存在。
日本でも馴染みが深く、古くから装飾品として利用されています。

真珠といえば海に生息する貝を母体に作られるというイメージが強いですが、湖や川などにも真珠を作る貝が生息します。
その淡水に生息する貝で作られた真珠こそ「淡水パール」です。

真珠にしかない眩しいほどのきらめきは淡水パールも変わりなく、人気が高いパワーストーンです。

このページでは淡水パールについて詳しく説明していきます。

 

淡水パールについて

一般的に「真珠」、「パール」というと海に生息する貝を「母貝」にして作られるものを指します。
一方、「淡水パール」は湖や川に生息する貝を利用して作られたものを総称して呼びます。

そして、淡水パールも真珠(パール)と同様のものとして扱われます。

海で作られるものと、湖や川で作られるもの、海水や淡水に貝の種類に違いがありますが、同じ「貝」で作られるので全く同じものができるのかといえばそうではないのです。

実は、貝の種類や環境でかなりの差があるのがパールの面白いところです。

有名なのは「本真珠」で、これは海に生息するアコヤ貝で作られるものです。
このアコヤ貝で作られた本真珠が、真珠の中でも最高級として扱われます。

ちなみにどうして真珠を作るのか疑問に思いませんか?
私は、何で貝の中にこんな美しいものが存在するのかとても不思議でした。

実は、真珠とは貝の分泌物で作られた生体鉱物なのです。

貝は生き物ですので外から入ってくる外敵が来ると、当然身を守ろうとします。
分泌物を出すのは「異物」が入り込んだときで、この異物を包み込みます。

まず、微細な異物を分泌物で包み込むときに核ができます。
この異物を包み込んだ分泌物は貝の中にそのまま溜まり、次第に積み重なり層となります。
これを真珠層といいます。
そして、さらに積み重なって大きくなったのが真珠なのです。

海に生息する貝で真珠を作るものでは、アコヤ貝の他に白蝶貝や黒蝶貝などがあります。
この母貝である白蝶貝を加工してパワーストーンが「マザーオブパール」です。

一方、淡水パールはというと、湖や川に生息する「池蝶貝」で作ります。
この淡水パール最大の特徴は、中心核の部分がなく全て真珠層で作られるためかなり丈夫であるという点です。

ですので、淡水パールと海水のパールは全くの別物といえるのです。

市場に出回っている淡水パールのほとんどが養殖ものですが、面白い形や多くのカラーバリエーションが楽しめます。

一言で真珠といっても、多くの種類が存在する奥の深いパワーストーンなのです。

 

淡水パールの意味・歴史

淡水パールの石言葉

淡水パールの歴史・伝説

真珠(パール)とは、貝が作り出す宝石の一種に指定されています。
また、生きている貝が作る”鉱物”であることから「生体鉱物」といわれます。

現在では養殖により大量に出回るパールですが、古くは大量の貝を人の手で一個一個と開ける作業を繰り返しやっと手に入れることができる存在であったことから、かなり希少性が高く高価なものでした。
自然にパールを作り出すことは希で、それを見つけ出すのがいかに大変かが分かります。

歴史が古い鉱物でも知られる真珠ですが、有名な話では「魏志倭人伝」で邪馬台国が三国志で有名な、魏の国(曹魏)に5千もの真珠を送ったという記録が残っています。

 

淡水パールやエネルギー

淡水パールはこんな方におすすめ!

淡水パールは女性性を象徴するパワーストーンで有名。
パールには美しさを内面から輝かせる力や、美意識を高める効果があり、より美しく魅力のある女性になれるようサポートしてくれるといいます。

いつまでも美しくありたいと願う方はパールを身につけていると、美意識にいい影響を与えてくれるでしょう。

 

淡水パールの浄化・お手入れ方法

クラスター

さざれ石

太陽光

(日光浴)

月光

(月光浴)

セージ
× × ×

太陽光や塩分、水に弱いパワーストーンです。
浄化はクラスターやさざれ石で簡単に済ませるようにしましょう。

高度が高いパワーストーンなので、アクセサリーは安心して身につけることができます。

 

淡水パールの鉱物データ

英名 pearl(パール)
和名

真珠(しんじゅ)

主な産出地

世界各国

主な色彩

主に白色
他にも多くのカラーが流通しています

モース硬度 2.5~4.5
比重 2.71~2.74
光の屈折率
組成・構成
結晶系
へき開性 なし