皆さんは「ガーネット」という鉱物をご存知ですか?
全くといっていいほど鉱物に関心が無い、または詳しくないという方でも名前くらいは聞いたことはあるはずです。
宝石店でも並ぶような美しい鉱物でもあり、ガーネットといえば「赤」のものがピックアップされることが多いです。
なので、ガーネットといえば赤色の宝石というイメージも根強いです。
ちなみにガーネットは1月の誕生石でも有名なんですね。
ガーネットといえばなんだか高価なイメージがあるかもしれませんが、実はガーネットには多くの種類があり、価格は安価なものから高価なものまで様々。
パワーストーンアクセサリーでも多く出回る鉱物なので、多くのショップでも取り扱う存在となっています。
パワーストーンブームが到来してからは、いろんな形状のものが見られるようになって来ましたが、中でも魅力的なのが「さざれ石」です。
ここでは、ガーネットのさざれ石の魅力について説明していきますね!
そもそも「さざれ石」って何?
一番最初の画像を見てもうお分かりかと思いますが、さざれ石とは小さいチップ状に加工されたもののことを言います。
画像のものは一粒の大きさが約3mm~6mm程度の小さいものですが、種類によっては一回り大きいサイズも出回っています。
ガーネットについて
ガーネットとは日本名で「柘榴石(ざくろ石)」といいます。
ザクロとは真っ赤な宝石のような実を無数に持つ果実のことです(画像のものですね!)
これは色が柘榴の果実に似ていたというわけではなく、ボコっボコっとした結晶をザクロの実に見立てて付けられた名前なんです。
柘榴のように非常に赤いガーネットも存在するので、色彩が由来といっても不思議には思いませんよね。
ただ、ガーネットって鉱物は実は多くの種類(グループ)があります。
そもそもガーネットという名前自体がそのグループを総称した名前で、正式名称ではありません。
ビックリするのはガーネットの色彩の多さです。
自然界に存在するガーネットのカラーは、「青」以外は存在するというほど多くのバリエーションがあり、青も人工的に作ることに成功しているため、事実上すべてのカラーが存在するといっていいでしょう。
ガーネットのさざれ石
画像のガーネットは「アルマンディン・ガーネット」と呼ばれる種類のもので、パワーストーンでガーネットといえばこの種類のものを指すのが一般的です。
アルマンディンは大きいものだと一見、黒っぽく見えるため赤色のイメージがほとんどありません。
太陽光などの強い光に当てたときに、ものすごく濃厚な赤が見られるという特徴があるのです。
しかし、画像のように小さいさざれ状だと光が通りやすいので、大して強い光が無い場所でもアルマンディンの魅力である濃厚な赤色が常に見られるんです。
そういった意味では、アルマンディンガーネットの色彩が一番楽しめるのは「さざれ状」といっても過言ではありません。
さざれ石でお勧めなのが、受け皿に乗っけて部屋を彩る置物として利用する方法です。
サムネイル(一番最初にあった画像)では、ハート型の陶器を利用し、すぐ上の画像では天然の貝(黒蝶貝という種類のもの)を利用しています。
さざれ石を入れるのにちょうどいいサイズで、何か余っている受け皿があるってときは、(アルマンディン)ガーネットのさざれ石を入れてインテリアとして置いておくのもいいかもしれませんよ!
明るすぎず、派手すぎない濃厚な赤はとても高級感があってみていて飽きないです!
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ガーネットについて詳しく知りたい方はコチラも合わせてご覧ください。 (※)こちらのページで種類についても触れています。 ⇒ ガーネット|パワーストーン・天然石の意味辞典