編み物で使われる編み方の定番ともいえる「四つ編み」。
四つ編みには主に2種類あり、よくミサンガなどを編むときに使われる「平四つ編み」と、編むと平べったくなるのではなく丸く仕上がる「丸四つ編み(正確には四つ組み)」があります。
ここでは、この2種類のうち編んでいくと全体的に平べったくなる「四つ編み」の編み方を画像に沿って詳しく説明していきます。
四つ編みを編むには?
四つ編みというのですから、紐を4本用意する必要があります。
四つ編みは平べったい革紐を編んでも綺麗に仕上げることができるため、好んで使われる編み方でもあります。
まずは編み方だけ練習してみたいという方は、どんな紐でもいいので1本50cmくらいの紐を用意してください。
※最低でも太さ1ミリはあったほうがいいです。
ちなみにここでは、マクラメ編みアクセサリーによく使用される蝋引き紐(ロウビキ紐)という種類の編み紐(1.0mm)を使用して説明していきます。
「蝋引き紐とは何ぞや!?」という方はコチラをご覧ください。 ⇒ マクラメ編みに使う「蝋引き(ロウビキ)紐」を絶対的にオススメする3つの理由と特徴
四つ編みを実際に編んでいきましょう!
まずは用意した4本の紐を”人結び”でひとくくりにして結びます。
もし色んなカラーの紐をお持ちでしたら、すべて色を変えてみるのも面白いですよ!
編み目がカラフルになりとてもお洒落に仕上げることができます。
全ての紐をひとくくりに結んだら、セロハンテープなどで紐がずれないように上部を固定しましょう。
まず最初に左から向かって3番目の編み紐と4番目の編み紐を交差させます。
このとき、3番目の編み紐が上になるように交差させてください。
次に、1番目の編み紐と2番目の編み紐を交差させます。
このとき、1番目の編み紐が上になるように交差させてください。
1番目(オレンジ)と2番目(ピンク)を交差させたことで、ピンクの紐が一番左にきていますよね。
今度はこの一番左の編み紐を、画像のように2番目の編み紐の「上」、3番目の編み紐の「下」、4番目の編み紐の「上」を通します。
そして、上まで締め付けます。
そして、次に一番左にきている編み紐を、さっきと同様に一番左の編み紐を、2番目の編み紐の「上」、3番目の編み紐の「下」、4番目の編み紐の「上」に通します。
ここまできたらもうお気づきの方もいるかもしれませんが、後は一番左にくる編み紐を2番目の編み紐の「上」、3番目の編み紐の「下」、4番目の編み紐の「上」。
これをずっと繰り返して編んでいくだけです。
※画像でいうと次は、一番左にある緑色の編み紐を青の上、オレンジの下、ピンクの上という感じになります。
ずーっと編み進んでいくとこんな感じになります。
4種カラーを変えるとカラフルですよね!
編み終わったら終わり部分を最初と同じように”ひと結び”で4本とも結びます。
そうするとほどけることがなくなります。
ブレスレットにしてもとってもお洒落ですね!
画像のように細い紐で作った四つ編みのものは、足首に巻きつける「アンクレット」としても大活躍してくれそうです。
特に四つ編みはミサンガを作るという場合には欠かせない編み方となります。
また、編み方をいっぱい覚えておけば作れるデザインの幅が広がるので、よく使用する四つ編みは覚えておきましょう!