I live freely

コーラル(珊瑚/サンゴ)|パワーストーン・天然石の意味辞典

珊瑚(サンゴ)は、海の生命体として有名で誰もが聞いたことや見たこともある方も多いでしょう。

珊瑚は様々な形状をしたものがアクセサリーやジュエリーとして出回っていて、日本でも人気の高いものとなっています。

 

このページでは、珊瑚(サンゴ)について詳しく説明していきます。

コーラル(珊瑚/サンゴ)について

コーラル(珊瑚/さんご)はその姿からや見た目から植物を連想する方が多いようですが、実は植物ではありません。

刺胞動物門花虫綱(しほうどうぶつもんかちゅうもう)に属する一種で、「サンゴ虫」ともいわれますが、虫でもないのです。

 

このサンゴ虫の骨格を発達させたものがサンゴで、私たちと同じ「動物」なのです。

なので厳密にいうと「鉱物」ではないですね。

 

この骨格が発達して様々な形を形成し、美しいサンゴ礁になったりするのです。

また、海の宝石とよばれるコーラル(珊瑚/サンゴ)はとてつもなく高値で取引されることもあります。

 

パワーストーンとして出回っているコーラル(珊瑚/サンゴ)は、比較的安価なものが多いので、手に入れやすいかと思います。

また、様々な色彩のものが多く出回っていますがほとんどが天然のサンゴを「染色加工」したものです。

 

様々なサンゴのカラーを気軽に楽しめるのがパワーストーンアクセサリーの魅力といえます。

 

コーラル(珊瑚/サンゴ)の意味・歴史

コーラル(珊瑚/サンゴ)の石言葉

コーラル(珊瑚/サンゴ)の歴史・伝説

コーラルの名前の由来は、ギリシア語で海の人形を表す「korallion」だとされています。

珊瑚は太古の昔、カンブリア紀にすでに生息していたと考えられています。

カンブリア紀とは、約5億4000万年前の時代ですから想像もつきませんね。

 

世界で最も古い記録が、地中海産の珊瑚で紀元前から様々な装飾品として利用されていました。

特に武器に飾り付ける装飾品として有名です。

 

古代より人々に大切にされてきた珊瑚は、強力な護符として利用されるようになります。

特に海に関係の深いものなので、航海の安全を願って珊瑚の装飾品を身につけていたそうです。

 

日本に入ってきたのは江戸時代の頃で、主に中国やオランダから輸入していたものとされています。

また、この時代の珊瑚はとても希少で誰もが手にすることができるような代物ではなかったそうです。

 

日本で発見されたのは1830年代で、その頃から本格的に日本全国に広がるきっかけとなります。

日本で取れる珊瑚は大きく質の良いものが多かったため、世界中で評価され様々な国に広まっていきました。

 

特に、ミッドウェイ近海と南シナ海は珊瑚の大漁場として知られています。

ただ、珊瑚が成長するまでは100年以上の年月がかかり、また養殖もできないので年々数が減少してきているのも事実です。

 

珊瑚は濃い赤色をした天然の「赤珊瑚」が有名で、水揚げ量が極めて少なく海の宝石として驚くほどの高値がつきます。

次いで天然のピンク色の発色のものが希少とされ、彫刻を施した置物として利用されたりします。

 

仏教では七宝の一つとして数えられるほどの存在で、また真珠と並んで海の2大宝石にも指定されています。

現在では、「アクアマリン」、「ブラッドストーン」と並んで3月の誕生石として有名です。

 

コーラル(珊瑚/サンゴ)によるヒーリング効果やエネルギー

コーラル(珊瑚/サンゴ)はこんな方におすすめ!

生命の起源である海の大いなるパワーをもつコーラルは「成長と促進」のエネルギーを強く持つといわれています。

骨格を形成するような役割を果たすことから、骨にいい影響があるとされ実際に子供の育成のお守りとして利用されていました。

 

小さいお子さんのお守りとしてコーラルは最適といえます。

古くから妊娠のお守りや不妊予防として利用されていました。

 

妊娠を願うお守りとして身につけたり、また妊娠を控えている方へのプレゼントとしてコーラルはオススメです。

長寿のお守りとして古くから利用された歴史あるパワーストーンなので、恋人同士の仲をより深めたり、夫婦円満を願ってペアアクセサリーとして身に付けるのもいいかもしれませんね。

 

コーラル(珊瑚/サンゴ)の浄化・お手入れ方法

クラスター

さざれ石

太陽光

(日光浴)

月光

(月光浴)

セージ
× ×

熱に弱いので強い日差しに長時間当てないよう注意が必要です。

塩にも弱い性質があります、アクセサリーとして身につけている場合は取り外して保管する際に汗などを軽く拭き取ってあげるとよいでしょう。

厳密には鉱物ではなく、硬度が低いので衝撃には注意が必要です。

 

コーラル(珊瑚/サンゴ)の鉱物データ

英名 coral(コーラル)
和名 珊瑚(さんご)
主な産出地 日本、中国など
主な色彩 赤色、桃色、白色など
モース硬度 3.5~4
比重 2.60~3.00
光の屈折率 1.48~1.66
組成・構成 CaCO3、MgCO3
結晶系 非結晶
へき開性 なし
その他 3月の誕生石

 

 

コーラル(珊瑚/サンゴ)との効果的な組み合わせ

コーラル(珊瑚/サンゴ)を使用した効果的な組み合わせ一覧表です。

  

コーラル(珊瑚/サンゴ) + ターコイズ
【創造力を養う】
【旅の安全のお守りに最適】

 

 

「コラール(珊瑚)」取り扱い商品一覧

当方が運営している「kirakira工房」では、お洒落でファッション性のあるデザインのパワーストーンアクセサリーを取り扱っております。

よろしければ、下記の画像をクリックしてご覧になって見てください。