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キャストライト|パワーストーン・天然石の意味辞典

キャストライトは、深いブラウンの色彩に「黒い十字模様」が入った、とっても特徴的な姿をしたパワーストーンです。
この石の表面に十字模様を表すことから、「十字石」とも呼ばれます。

数多く存在するパワーストーンの中でも、特に特徴的な模様を持つ石なので、ちょっと変わった面白いパワーストーンをお探しの方にキャストライトはおすすめです。

このページでは、キャストライトについて詳しく説明していきます。

 

キャストライトについて

キャストライトは主に「茶色」の色彩を見せるパワーストーンで、表面に黒い”十字の模様”が見られる特徴ある姿で知られています。
ただ、パワーストーンのブレスレットなどに多く使用されているキャストライトの場合、全てのものに十字が見られるとわけではなく、所々にキャストライト最大の特徴である十字が映え、他はブラウンの色彩を楽しむと思っていたほうがいいかもしれません。

ブラウンの色彩が魅力的なキャストライトですが、この石はサンダルサイトという鉱物の変種で、石自体は同じ鉱物なのです。
このアンダルサイトとは、見た目はスモーキークォーツのような透明度のある茶色の色彩が美しい石で、宝石の様にカットすると、見事な”多色性(見る方向で様々な色彩が見られる)”を持つ石でしられ、ジュエリーとして扱われる存在です。

また、美しい青色の鉱物であるカイヤナイトとも同じ成分からなる「同質異像」で知られます。
同質異像とは、極端にいうと成分が全く同じなのに見え方や姿が異なる鉱物をいいます。

このことからキャストライトは高級な成分から作られた鉱物といえます。

キャストライトには、シンボルともいえる十字模様があります。
この模様から「十字石」と呼ばれますが、実は全く他の鉱物でも「十字石」と呼ばれるものが存在します。
その鉱物とはスタウロライトという鉱物です。

同じ十字模様が見られるこの二つのパワーストーンは、混合されることがよくあります。
実際には、スタウロライトは日本名で「十字石」、キャストライトは日本名で「空晶石」です。
キャストライトで十字石と呼ぶ場合は通称であって正式名称ではありません。

 

キャストライトの意味・歴史

キャストライトの石言葉

キャストライトの歴史・伝説

キャストライトの名前の由来は、対角線的な配置を意味する「chiastos」から付けられた名前だといわれています。

この石の持つ十字模様は、宗教面で幅広く活躍し、シンボルとして崇められていたといいます。

十字の模様を持つため「十字石」と呼ばれることがありますが、和名で十字石の名を持つ鉱物はスタウロライトという鉱物が他にあり、この二つは混合されて同一のものだと誤解される場合が多い鉱物となっています。

基本的な色彩である深く鮮やかなブラウンが美しく、中にははっきりとしたクロス模様が見られるでしょう。

 

キャストライトの効果やエネルギー

キャストライトはこんな方におすすめ!

キャストライトは、この石のシンボルともいえる十字模様からもイメージできる通り、魔除けのパワーが非常に強力なパワーストーンとして知られています。

悪いものを払い除け、心に平和を取り戻し穏やかな気持ちになれるようサポートしてくれるでしょう。

また、一切の”悪”を寄せ付けず、自分のやりたいことを思うままにどんどんチャレンジする強い力をもたらしてくれるでしょう。

 

キャストライトの浄化・お手入れ方法

クラスター

さざれ石

太陽光

(日光浴)

月光

(月光浴)

セージ

全ての浄化に適しています。

高度が高いパワーストーンです。
アクセサリーなどは、安心して身につけることができるでしょう。

 

キャストライトの鉱物データ

英名 chiastos(キャストライト)
和名

空晶石(くうしょうせき)

主な産出地

ブラジルなど

主な色彩

茶色

モース硬度 7~7.5
比重 2.40~2.50
光の屈折率 1.63~1.64
組成・構成

主成分:Al2、SiO5
他:A2、Al9、B4、O22(OH)2など

結晶系 斜方晶系
へき開性 一方向に完全

 

キャストライトとの効果的な組み合わせ

キャストライトを使用した効果的な組み合わせ一覧表です。

  

キャストライト + 点眼石
【悪いものを一切寄せ付けない強力なお守り】