海外のセレブたちのご用達となっているブレスレットで「チャンルー」というブランドのものがあります。
国内や海外の有名女優さんたちが身につけていることでも話題となり、雑誌なんかにも当たり前のように載っている存在となっていますので、聞いたことや見たことがある方も多いはずです。
チャンルーのブレスレットは、革紐を使ってその間にビーズ等を編みこんだデザインがあまりにも特徴的でお洒落です。
人気が高いことから、このブレスレットと同じようなデザインのものが多く出回るようになっています。
そこで今回は、そのチャンルーのブレスレットと同じデザインの「チャンルー”風”」ブレスレットを作成していきます!
使用する材料(素材)を紹介します!
ブレスレットを作成するにあたって用意するものを紹介しますね。
・丸い革紐
革紐は丸いものの他に、平べったい革紐がありますが、このブレスレットを作成するのに使用するのは「丸い方」となります。
ちなみに、太さは1.5mm程度のものが理想でしょう。
チャンルーのブレスレットって、グルグル2周(2連)も3周(3連)するようなタイプが多いですよね。
目安としては1メートルで2.5周~3周くらいはいけます。※サイズによって異なります。
デザインの関係で、上下に1本ずつ、計2本必要となるので3周させるには合計2メートル(1メートルの革紐が2本)必要となります。
今回は「2連タイプ(2周)」のものを作成しており、1メートルの革紐を2本用意しました。
・ビーズステッチ糸
革紐と革紐の間のビーズを取り付けていくのに必要となります。
ビーズには2回通すことになるので、ここで使う糸は細くて丈夫なものが理想となってきます。
そこでオススメなのがこのビーズステッチ糸です。
とても丈夫で作業効率がグンと上がります!
今回使用した糸は0.2mmと極細のものですが、かなり丈夫でした。
ビーズステッチ糸で検索すると色んな種類・カラーのものがいっぱい出てきますよ♪
・縫い針
ブレスレットにビーズを取り付けていく作業は縫い針なしではできないので、かなり重要な存在!
縫い針の細さは使用するビーズの穴を通すことができれば何でもOKです。
基本的に使用するビーズは小さいものばかりで、ゆえに穴も小さく開けられたものが多いです。
まあ、細いものがあれば問題ないでしょう。
・留め具
チャンルーのブレスレットといえば、コイン状の留め具が特徴的です。
この留め具も色んな種類のものが売られているので、お好みのものを選ぶといいでしょう。
・ビーズ
そして取り付けるビーズですね。
私の好きな「ラピスラズリ」がいっぱい余っていたので、今回はこのラピス6mmのみで作成していきます。
チャンルー風ブレスレット、作成開始!
最初に端10cmほど残して2本の革紐を結び付けます。
この残したスペースに留め具を取り付けていきます。
まずは「留め具部分」から作成します
コイン状の留め具を10センチ残した端から取り付けます。
取り付けるのは画像のように片方だけです。
留め具は結び目の端まで寄せてください。
寄せ付けたら最初と同じように2本結びつけて留め具を固定します。
これで留め具部分は完成です!簡単ですね!
留め具ができたらいよいよビーズを取り付ける作業に入っていきます。
ビーズステッチ×針を使いこなせ!【ビーズの取り付け方】
最初にビーズステッチ糸を上の革紐だけに引っ掛けます。
そして、ビーズステッチ糸の両端を針の穴に通します。(両方とも通す!)
両方とも通さなくてはいけないので使う糸はいかに細くないといけないか分かりますね!
最初にビーズを通します。
そして、ビーズステッチ糸を下の革紐の上になっているかを確認してください。
次に革紐の下を通し(※①参照)、再度ビーズに通して(※②参照)、そのまま上の革紐の下を通過させます(※③参照)。
つまり、針が上から下にいくときは「革紐の上」、針が下から上にいくときは「革紐の下」となります。
ビーズを左に寄せてしっかりとビーズステッチ糸を引っ張って緩みをなくします。
これ以降は、上記の作業の繰り返しです。
針が上から下にいくときは「革紐の上」、針が下から上にいくときは「革紐の下」
これを覚えておきましょう!
慣れればスイスイできますね。
ちなみに使用するビーズが小さければ小さいほどビーズステッチ糸を多く必要とします。
ただ、途中でなくなってもその部分で縫い合わせて、途中からまたはじめられますので安心してください。
また、小さいビーズだけで作るとかなり時間がかかるので、最初は慣れるという意味でも6mmサイズくらいのものから始めてみることをオススメします。
ビーズを取り付けているときに本体が動いて作業がしにくい場合は、端をセロハンテープなどで固定すると作業しやすくなります。
ここまで取り付けたらブレスレットらしく見えてきますよね!
ある程度ビーズを取り付けたら自分の手に巻いてサイズを測ってみてください。
腕に巻いてみたときに今の位置がちょうど留め具に位置と重なるのであればそれがちょうどいいサイズとなります。
ハンドメイドは自分でサイズ調整できるから最高ですね!
ちなみに、1連(1周)タイプでいいのであれば、ここでビーズステッチ糸を結んで仕上げに入っても構いません。
まだまだ革紐があまってもったいないというのであれば、是非2連や3連にチャレンジしてみてください!
ズラーーーーっと、、、沢山ビーズを取り付けました!
革紐が長ければ本当に色んなデザインが可能なんですね。。。
まあ、今回はラピス1種類だけですが・・・
でも革紐を使っているというだけでお洒落な感じが出ていますよね!
グルッ、グルッと2周巻いてちょうどいい感じになったのでいよいよ最終段階に入っていきます。
2連はこんな感じに!
途中でクロスさせたりして身に付けることもできます。
ビーズステッチ糸を結びつけよう!
ビーズステッチ糸の結びつけ方ですが、これはしっかりとほどけないよう結ぶことができれば何でもOKです。
ちょっとここでは、簡単に玉結びを作る方法をご紹介しますね。
結びつけるほんの一例としてご参考にしてください。
まず最初に上の「上」をビーズステッチ糸を通過させ、下から輪に向かって通します。
これを2回繰り返し行うと玉結びされてほどけなくなります。
私の場合はこれを3回繰り返して留めています。
余分な糸は切りましょう。
切るときはギリギリを切るのではなく、数ミリ余分を持たせたほうが安心です。
ちなみに、ビーズステッチ糸が途中で足りなく立った場合はこのように結びつけて、また最初と同じようにはじめればいいのです。
ビーズステッチ糸を結びつけ終わったら、2本の革紐を最初と同じように結びます。
これでビーズ部分は完成です!
お疲れ様です!結構時間が掛かったのではないでしょうか?
そしていよいよ最終段階に突入です!
最後は留め具を「取り付ける(留める)」部分を作成します!
留め具を取り付ける部分は、革紐をまた2本とも結んで終わりという超カンタン作業です。
結び目の広さは留め具よりも数ミリ広めに取ってください。
あまりにもピッタリすぎると実際に腕に巻いて取り付けるときに、取り付けずらいことがあります。
一番いいのは実際に取り留め具を輪の中に入れてみるのがいいでしょう。
使用する金具の大きさの他に、厚みでも結構変わってきたりするんです。
実際に入れてみて、一番しっくり来るところで革紐の結び目を締め付けましょう。
留め具の取り付け部分が完成したら、余った革紐4箇所を結んでデザインアップ!?
これでブレスレットの完成です!
チャンルー風ブレスレット完成!
いい感じ!すごくいい感じ!(笑
最後に
以上、人気絶頂爆発中のチャンルー”風”ブレスレットを作成方法について長々と説明させて頂きました。
ビーズステッチ糸を使ってビーズを取り付ける作業は、一度覚えてしまえばこの手のタイプのブレスすべてに応用できますね。
一方、留め具部分はアイディア次第でアレンジが利きますね。
チャンルーのブレスレットはかなり高額な商品ですが、自分で作成すると時間は掛かりますがかなり安く仕上げることができます。
ちなみに今回作ったようなデザインのブレスレットに掛かる費用は、「革紐」「ステッチ糸」「留め具」「針」でもせいぜい1000円以内でいけます。
それに使用するビーズで値段が決まりますが、ガラスビーズだとかなり安くできますので、それだと全部合わせて、ネット通販で買ったとしても送料込みで2000円も掛かりません。
チャンルーのブレスレットが欲しいけど高くてなかなか手が出せない方は、是非自分で作ってしまいましょう!!